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第7回:オーガマギ、双頭の魔法使い【ヒーローガイドVol.3】

DOTA2講座へようこそ。

Vol.2はオーガマギ、双頭の魔法使いについて書きます。


オーガマギ、双頭の魔法使い

オーガマギ(Ogre Magi)

オーガマギはStrength(力)属性のヒーローです。
元々Intelligence(知)属性のヒーローでしたが、7.33パッチ(アップデート)でStrength(力)属性のヒーローになります。
オーガマギはサポートとして運用されることが多いヒーローです。
オーガマギの特徴は高い体力です。
7.33パッチで特殊な特徴が施されていて、どんなにレベルが上昇してもIntelligenceの属性値が上昇しないです。
つまり、オーガマギがレベルアップしたとしてもIngelligenceが上昇しないですし、Intelligenceの恩恵を受けられるアイテムを装備したとしても、Intelligenceが上昇しないです。この効果は7.33パッチで追加された「Dumb Luck」という能力の弊害です。
オーガマギの不思議な所は、STR値(Strength値)を上昇させた時に、マナプール(マナ総量)とマナリジェネが上昇致します。
オーガマギを使う上で「理解に苦しむ」特徴だと思ったので、まず説明しています。

公式がリリースしているオーガマギの特徴を見てみましょう。

オーガマギの特徴

オーガマギの特徴(Roles)

Support(補助役):2
Nuker(瞬間火力):2
Disabler(異常による妨害):2
Durable(戦闘持続力):1
Initiator(戦闘開始役):1

オーガマギはSupport(補助役)に「2」ポイント付与されています。
オーガマギは味方にだけ詠唱できる強力なバフ技が有ります。
そのバフ技の恩恵を受けた味方(自分を含む)は移動速度と攻撃速度が上昇します。
このバフ技は他の123体いるヒーロー達に類がないもので、味方バフの価値が理解できれば「2」ポイント分に対して理解を示せます。

オーガマギはNuker(瞬間火力)に「2」ポイント付与されています。
この瞬間火力に「2」が有る理由は、1番スキルの「ファイアブラスト」に由来しています。素の状態の「ファイアブラスト」だと、レベル4になった時に「250」ダメージを敵に浴びせます。敵にとって厄介なのは、この「ファイアブラスト」はオーガマギの必殺技「マルチキャスト」(パッシブ能力)のおかげで最大4倍のダメージを出せます。
つまり4倍のダメージを繰り出すことに成功したら、「250」ダメージが「1000」ダメージになります。
1回のスキルで「1000」ダメージを出すポテンシャルを秘めているので、Nuker(瞬間火力)に「2」ポイント付与されている由縁(ゆえん)です。

オーガマギはDisabler(異常による妨害)に「2」ポイント付与されています。
オーガマギが使用する1番スキルにはスタン能力(麻痺状態)が盛り込まれています。スタン状態(麻痺状態)の時間は「1.2秒」ですが、オーガマギの必殺技「マルチキャスト」と合わさると、4倍のスタン時間(麻痺時間)を敵に浴びせることが出来ます。

オーガマギはDurable(戦闘持続力)に「1」ポイント付与されています。
オーガマギはIntelligence属性の頃から体力が多かったのですが、パッチ7.33でStrength属性になった事によって「さらに」体力を促進させる為のポテンシャルが誕生しています。売られているアイテムの中にCrimson Guard(クリムゾンガード)というアイテムが有るのですが、Crimson Guard(クリムゾンガード)は持っているStrength属性(50%)の値を参考に起動した時のダメージ軽減数値が伸びます。
とにかくオーガマギがStrength(力)属性に衣替わり(ころもがわり)してしまったので、臨機応変に考えることが得策です。

クリムゾンガード(Crimson Guard)

オーガマギはInitiator(戦闘開始役)に「1」ポイント付与されています。
オーガマギがInitiator(戦闘開始役)に抜擢される理由を述べると、1番スキル「ファイアブラスト」に起因しています。1番スキル「ファイアブラスト」のスタン能力(麻痺状態)と潜在能力的に最大「1000」ダメージ出せる火力によって、敵ヒーローと戦闘の火蓋を切るのに優秀です。
体力もそこそこ有るので戦闘の火蓋を切った後に相手ヒーローの突発的反応に耐えゆる鈍感性を兼ね備えています。

理想のポジション(オーガマギの場合)

DOTA2には5つのポジションが有ります。

「Pos1」=ハードキャリー(高火力の通常攻撃担当)
「Pos2」=ミッドレーンキャリー(1v1担当)
「Pos3」=オフレーンキャリー(ダメージ吸収/タンク担当)
「Pos4」=ソフトサポート(Pos3のサポート)
「Pos5」=ハードサポート(Pos1のサポート)

オーガマギの場合、「Pos5」「Pos4」「Pos3」「Pos2」の4つを担えると思いますが、壮観的に全体像を捉えると、「Pos5」と「Pos4」が喜ばれます。
なので消去法で考えると「Pos1」は向いていないです。
「Pos1」は通常攻撃を主軸にしたヒーローが適切なのですが、オーガマギを通常攻撃の軸で育てようとしても鈍ら刀(なまくらがたな)みたいな結果が待っていると思います。

ここから1つ1つのスキルについて解説します!

Qスキル「ファイアブラスト」

ファイアブラスト(Fireblast)

オーガマギの1番目のスキルは「ファイアブラスト」です。
「ファイアブラスト」を翻訳すると「炎の爆発」又は「火炎爆発」です。
高火力で一般プレイヤーは興奮するスキルになるかもしれませんが、ビターレモンズとしては★をつけるほどの通常技ではないです。
「ファイアブラスト」は単純(シンプル)に遠くの相手を吃驚させるような火炎爆発を起こします。
ダメージが以下の通りです。(レベル1から4順)
「70→130→190→250」
レベル1の基礎状態で70に始まり、レベルを1つ上げるごとに60ダメージずつ上昇します。
必殺技「マルチキャスト」の掛け算と組み合わせると影響力が跳ね上がります。

Wスキル「イグナイト」

イグナイト(Ignite)

オーガマギの2番目のスキルは「イグナイト」です。
「イグナイト」を翻訳すると「着火」になります。
「ファイアブラスト」は固定された瞬間火力ですが、「イグナイト」は持続的なダメージを敵に付与します。料理している時にフライパンに油を敷いて、ガスコンロの火を付けたら、持続的にフライパン上の油は熱いですよね?
熱を帯びた油が長時間熱いように、イグナイトの着火によって敵は長時間燃え続けます。
このような持続時間ダメージをDoT(ドット)と呼びます。
DoTは頭文字を集めた言葉で、フルで書いた場合に「Damage over Time」と書きます。
敵に付与できるダメージを数値化すると以下の通りです。
「(毎秒)20→30→40→50」
ダメージが持続する時間もレベルアップで伸びます。
「5秒→6秒→7秒→8秒」
つまりこれらの「ダメージ」と「時間」を掛け合わせて計算すると、リアルなダメージが理解できます。

「5秒」x「20ダメージ」=最大100ダメージ
「6秒」x「30ダメージ」=最大180ダメージ
「7秒」x「40ダメージ」=最大280ダメージ
「8秒」x「50ダメージ」=最大400ダメージ

なので、潜在的なダメージの可能性を可視化した場合、以下のようになります。
「100→180→280→400」
レベル1~2で80上昇。
レベル2~3で100上昇。
レベル3~4で120上昇。

「イグナイト」はそんなスキルです。
尚「ファイアブラスト」は「マルチキャスト」と組み合わさると、1体の敵に掛け算が適用されますが、「イグナイト」の場合は広範囲に及ぶように掛け算が適用されます。

Eスキル「ブラッドラスト」★

ブラッドラスト(Bloodlust)

ブラッドラストは翻訳すると「血統の色欲」です。
ビターレモンズが個人的に「最優秀スキル」だと思う技には「★」を付けます。

「ブラッドラスト」の特徴は移動速度&攻撃速度を両方味方に付与します。
所謂(いわゆる)バフスキル(良い恩恵)の類です。
通常技の「ブラッドラスト」はクールダウンが短く、さらにマナコストもQスキル又はWスキルと比べて少ないです。
この「ブラッドラスト」を有効活用できれば、味方(自分を含む)の機動力と攻撃性を高めることが出来ます。

移動速度を数字で見ると、以下の通りです。
「7%上昇→9%上昇→11%上昇→13%上昇」

攻撃速度を数字で見ると、以下の通りです。
「30→40→50→60」
(※攻撃速度の数値は、数字が大きければ大きいほど1秒に攻撃を放つ回数が上昇します)

「ブラッドラスト」の有効な使い方として、例を挙げます。
例えば「ブラッドラスト」をジャガーノートというヒーローに付与します。
そうすると、ジャガーノートが必殺技「オムニスラッシュ(Omnislash)」を展開した時に「オムニスラッシュ(Omnislash)」で斬る回数が増えます。
例えば「ブラッドラスト」をスラークというヒーローに付与したとします。
そうするとスラークの3番スキル「エッセンスシフト(Essence Shift)」で相手から吸い取る属性値(「敵の全属性値から1点ずつ→スラークが得るAgility属性値+3」)が時間効率的に増えます。

まぁ、上の2つの例は凄く親和性の高い例ですが、どのヒーローに「ブラッドラスト」の魔法をかけたとしてもデメリットが少ないです。
デメリットが少ないという強みを持っているので、「ブラッドラスト」は「最優秀スキル」として判断しています。

Rスキル「マルチキャスト」(必殺技)

マルチキャスト(Multicast)

オーガマギの「マルチキャスト」は不思議な必殺技で、とりあえずの説明をすると「パッシブ型」のウルト(必殺技)なので他の3つの通常技(「ファイアブラスト」「イグナイト」「ブラッドラスト」)のように起動させる技ではないです。
ファントムアサシンという別のヒーローがいるのですが、そのファントムアサシンの必殺技と同じ類になります。
オーガマギの「マルチキャスト」は一定の確率で使ったスキル又はアイテムを掛け算的に暴発させます。掛け算と言いましても「1」で掛けていますし、説明しながらも微妙な心境なのは確かです。

レベル1の時点で「何か」を2倍に出来ます。
レベル2の時点で「何か」を3倍に出来ます。
レベル3の時点で「何か」を4倍に出来ます。
(※示している「何か」=「スキル」又は「アイテムの効果」)

確率の話を綴ると以下の通りになります。

必殺技レベル1の場合:
「2倍の確率」:75%
「3倍の確率」:0%
「4倍の確率」:0%
必殺技レベル2の場合:
「2倍の確率」:75%
「3倍の確率」:30%
「4倍の確率」:0%
必殺技レベル3の場合:
「2倍の確率」:75%
「3倍の確率」:60%
「4倍の確率」:15%

アイテムに関しては、「効果のあるもの」と「効果のないもの」が有って矛盾していると言いますか、自由奔放なデザインが施されていますが、楽しみ半分で「マルチキャスト」と「アイテム」の親和性を試す価値は有ると思います。
例が欲しいのならば、アイテムのHands of Midas(ハンズオブミダス)(※英語の発音だとマイダス)が掛け算の恩恵を得られます。

Dumb Luck(パッシブスキル)

ダムラック(Dumb Luck)

Dumb Luckを翻訳すると「悪運」又は「無知の運」です。
(※「触らぬ神に祟りなし」って感じです)
このスキルが7.33から付与されたおかげで、オーガマギは全ての知性(Intelligence属性値)が蓄積しなくなります。
7.33のおかげで属性値が0からスタートするヒーローが増えています。
「メデューサ」「タイニー」そして「オーガマギ」です。
「メデューサ」はStrength(力)属性値が0からスタートします。
「タイニー」は7.33以前から変わっていませんが、Agility(速)属性値が0からスタートします。
そして「オーガマギ」は7.33パッチを機に、Intelligence(知)属性値が0からスタートします。
7.33の「オーガマギ」で厄介なのは「Dumb Luck」というスキルの影響でアイテム購入時のデメリットが出るようになります。そのデメリットはIntelligence属性値のアイテムを購入しても、Intelligence属性値が上昇しないです。
その代わり、Strength属性値のアイテムを購入すると、マナの総量とマナの回復速度が上昇します。
魔法使いの亜種って感じが色濃くなっています。

ファイアシールド(アガニムシャード入手時のスキル)

ファイアシールド(Fire Shield)

オーガマギはアガニムシャードを手に入れると「ファイアシールド」という新たなスキルを手に入れます。

「ファイアシールド」は翻訳すると「炎の盾」になります。
薄い炎の膜をシャボン玉のように味方(自分を含む)に纏わせます。

「ファイアシールド」のダメージ吸収率は以下の通りです。
「85%」

「ファイアシールド」の持続時間は以下の通りです。
「25秒」

尚、この「ファイアシールド」には攻撃性も兼ね備えており、攻撃してきた敵をめがけて火の粉を飛ばします。

「ファイアシールド」の飛ばす火の粉のダメージは以下の通りです。
「160」

ファイアシールドの耐久回数は3回です。

ファイアシールドが消えるには、25秒経つか、3回攻撃されるか、そのいずれかで消えます。

「ファイアシールド」の良いところは、「マルチキャスト」と相乗効果なので、単体指定スキルですが、数多くの味方を対象に「ファイアシールド」を付与することが出来ます。

「ファイアシールド」が付与できる対象は「味方ヒーロー」「味方クリープ」そして「味方建造物(タワー等)」の3つです。

第2のファイアブラスト(アガニムセプター入手時のスキル)

第2のファイアブラスト(Refined Fireblast)

第2のファイアブラストの正式名称は「アンリファインドファイアブラスト」です。
翻訳すると「洗練されていないファイアブラスト」となります。
文字数が多くなりそうなので、ここからは省略して「第2」と呼びます。
「第2」はリザルト(結果)がQスキルの「ファイアブラスト」と一緒です。しかし「第2」を繰り出す為の「繰り出し方」が違います。
スタン時間が「1.2秒」(Qスキルと同じ)
ダメージが「275」(※Qスキルのレベル4相当)
赤裸々に話すと、私はアガニムセプターをオーガマギで買ったことが非常に少ないので熱意がこもらないです。
意識しないといけない最大の違いはマナコストにあります。
第1のファイアブラスト(Q)がレベル4で115マナ掛かるのに対し、第2のファイアブラストは「総魔力(総マナ)の35%」掛かります。

何が言いたいかというと、0マナでも使えちゃうファイアブラストです。
しかし総マナが100%だった場合に使うと、マナがゴッソリ減ります。

ビターレモンズは初心者~中級者にアガニムセプターをオススメすることは出来ないです。

タレントツリー(ビターレモンズのオススメ)

右、左、左、左(タレントツリー)
右、左、左、左(タレントツリー)

オーガマギを使う際にオススメのタレントツリー選びは「右、左、左、左」です。

「レベル10」の選択肢は「(左)ファイアブラストのクールダウン1秒短縮」又は「(右)イグナイトの1秒ごとのダメージを16増加」です。
現環境(7.33)だと「左」の選択肢の方も利点は有りますが、「右」の選択肢によるダメージ増加で相手がデバフ(持続ダメージ状態)を対処する術(すべ)がなかったら効果は高いです。
つまり、相手が対処する術(すべ)が有れば「左」の選択肢を勧めています。

相手側の「対処する術(すべ)」に関してですが、様々な例を挙げられます。

  • 例1:アバドンの「Aphotic Shield(アフォティックシールド)」

  • 例2:レギオンコマンダーの「Press The Attack(プレスザアタック)」

  • 例3:オムニナイトの「Heavenly Grace(ヘブンリーグレイス)」

「例1~3」などで対処されるとイグナイト(Ignite)は用途に四苦八苦するので、「左にするか」「右にするか」は状況に寄りけりで選んで良いと思います。

「レベル15」の選択肢は「(左)体力+250」と「(右)通常攻撃力+80」です。
ビターレモンズが(左)をオススメする理由は、単純にオーガマギの特性である「体力の高さ」、つまりDurable(戦闘持続性)を伸ばす為に選ぶべきだと思います。

「レベル20」の選択肢は「(左)ブラッドラスト攻撃速度+25」と「(右)Strength属性値+30」です。
ビターレモンズのお気に入りは「左」の「ブラッドラスト強化」なのですが、現環境7.33によって「右」の選択肢も魅力が上昇しています。
何がその魅力を上げているかと言うと、パッシブスキルの「Dumb Luck(ダムラック)」の影響です。「Dumb Luck」はStrength(力)属性値の魅力を上げて、Intelligence(知)属性値の魅力を下げている、等価交換的なスキルなので、オーガマギが入手するSTR値は他の123体いるヒーローが手に入れるSTR値とは一風変わった付加価値が有ります。
ですが、私はその付加価値よりも「左」の選択肢の方がチーム全体として恩恵があると判断するので、「左」が優先順位で勝ります。

「レベル25」の選択肢は「(左)ファイアブラストの殺傷能力+250」と「(右)通常攻撃に特殊能力付与:攻撃時にファイアブラスト発動:確率17%」です。「右」の選択肢は確率が非常に低い上に、オーガマギの頼りにならない通常攻撃を強化したところで活躍の出番が皆無に等しいです。
このキャラクターが潜在的に7つあるスキルを総括して見定めた時、通常攻撃を主軸にしたヒーローの運用はオーガマギの個性や特性を最大限に引き出すとは思わないです。
「左」の選択肢は説明する必要はないと思いますが、「ファイアブラスト」の攻撃力(火力/ダメージ)を「250」伸ばすということは、実質攻撃力が2倍になり、支払っているマナに対して2回分のダメージになります。
7.33現環境だと「レベル25」の選択肢は悩む必要のないくらい「左」一択だと自負します。

タレントツリーの話は以上で終わりです。

スキルのレベルアップ順(レベル12まで)

「オーガマギ」の「スキル」の「レベルの上げ方」は環境依存が色濃いですが、とりあえず2通り書きます。

「プランA」
W→Q→W→E→W→「R」→W→Q→Q→タレントツリー→Q→「R」

「プランB」
W→E→Q→E→E→「R」→E→Q→Q→タレントツリー→Q→「R」

「プランA」はダメージ型です。
「プランB」は味方強化型です。

「プランA」だと「ブラッドラスト」を最低レベル(レベル1)に留めて、集団戦(チーム戦)で戦力になるようにWスキルとQスキルを優先的に上げていきます。

「プランB」だと「ブラッドラスト」をヒーローレベル7の時点で「レベル4」に高めて、味方のキャリーが敵ヒーローに与える脅威を上塗りする為に遂行します。

オススメアイテム

オススメの3アイテム

オーガマギをサポート【『Pos4』『Pos5』】として運用されることを想定してオススメアイテムについて綴ります。

エーサーレンズをオススメした理由は、オーガマギの1番+2番+3番+シャード+セプターの5つのスキルが遠くへ及ぶ効果があるからです。起動型アイテムを使う時も飛距離が伸びます。

グリマーケープをオススメした理由は、単純にグリマーケープが値打ちと比べて妥当で嬉しい効能を発揮してくれるからです。オーガマギには備わっていない「透明になる能力」をグリマーケープは付与してくれます。
オーガマギ自身を透明にも出来るし、味方のキャリーが危ない状況に陥った時に「透明になる能力」を与えて助けることも出来ます。

ソーラークレストをオススメした理由は、第2の「ブラッドラスト」のように運用すると良いと思います。「ソーラークレスト」と「ブラッドラスト」は別々の効果として扱われるので、2種類のバフ(良い効果)を同じ対象にかけて味方の戦闘力を底上げできます。
尚、ソーラークレストの効果は自分自身にはかけられないので要注意です。

最後に

オーガマギを理解する上で解釈に変化は有ったでしょうか。
オーガマギのオーガは(怪物)のような解釈で良いし、マギは(魔術)に寄り添った類の意味です。

私は数多くのゲームに触れていたので、DOTA2の完成度の高さには高い評価を維持しています。
DOTA2のゲームモデルはアップデート型なので、環境が毎年変わる作品です。
ソフトウェア開発者の観点から、私は下支えされなかったゲームが死にゆく光景を見たことはあります。
プレイステーションでリリースされた「アイオブジャッジメント」などが良い例です。
しかし人々の情熱の灯火(ともしび)が続くかぎり、ゲーム生命はオリンピックの聖火のように繋がっていきます。
世界中で様々なスポーツ(サッカー/テニス/バトミントン/ベースボール等)が長年愛されるように、DOTA2には続いてもらいたいと念じたりします。

「スキ」をして下さると励みになります!
「このヒーローのヒーローガイドが読みたい」みたいな要望があれば、要望にお応えします!

読んでいただき、ありがとうございます!
次回をお楽しみに!

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