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dot_haraiの2020音楽年間ベスト50(プレイリスト付き)

毎年作っている音楽年間ベスト。
2011年から続けていて、今回で10回目になりました。
過去のベストはこちらよりどうぞ。

https://note.com/dot_harai/n/n44e2c7789c69


世の中のシーンや流行というのは気にせず、この1年間によく聞いた50作をピックアップしています。
洋楽、邦楽、ワールドミュージックとジャンルはバラバラですが、アンテナにピンと来て楽しんだ作品たちを詰め込みました。
一応順位付けしておりますが、それほど意味はありません。
全部お勧めしたいタイトルです。
各作品のSpotifyアルバムリンクと一言説明、最後にそれぞれのお気に入り曲をまとめたプレイリストをつけております。是非聞いてみてください。


1.宮本浩次「宮本、独歩。」
エレファントカシマシボーカルソロ作。今年は女性シンガー曲カバーアルバムもあり大活躍でした。

コラボ曲も多く収録されてますが、ハイスタ横山健と組んだ「Do you remember?」は熱く震える名曲。

2.Gezan「狂(KLUE)」
孤高のアンダーグラウンド・オルタナティブ・ロックバンドの5作目。

いろんなところで絶賛されてますが、正にこの時代だからこそ鳴らされた作品となっています。


3.ザ・リーサルウェポンズ「E.P.」
アメリカ人サイボーグ「サイボーグジョー」とマルチプロデューサー「アイキッド」先生による、80年代サウンドユニット。

日本語の語感と旅の風情、情緒を余すことなく感じさせる、PVも含め大変秀逸な楽曲です。


4.Ilhan Ersahin「Istanbul Sessions - Bir Zamanlar Şimdi」
スウェーデン生まれトルコ育ち、NY拠点に活躍するサックス奏者の新作。トルコミュージシャンとのセッション盤。


5.民謡クルセイダーズ「民謡クンビエロ(フロム・トーキョー・トゥ・ボゴタ)」
福生の民謡バンドとコロンビアのクンビアバンドコラボ作。


6.Tigran Hamasyan「The Call Within」
アルメニア出身ジャズピアニストの通算10作目。


7.藤井風「HELP EVER HURT NEVER」
岡山出身のシンガーソングライターデビュー作。「威風堂々」という言葉が似合いますね。


8.Spanish Love Songs「Brave Faces Everyone」
LAのエモーショナルインディーロックバンド。

9.ポップしなないで「上々」
既発代表曲も詰め込んだピアノとドラム2人バンドのベスト的1stフルアルバム。

10.時速36km「ハロー」
シングルだけどどうしても入れたかったので。大学同級生で結成された東京江古田のロックバンド。

11.Phoebe Bridgers「Punisher」
LA出身女性シンガーソングライターのソロ2作目。


12.ハンバート ハンバート「愛のひみつ」
夫婦デュオの10作目。今作は「LOVE」がテーマ。


13.Jónsi「Shiver」
アイスランドのバンド、シガー・ロスのフロントマン、10年ぶりのソロ2作目。


14.君島大空「縫層」
昨年デビューのシンガーソングライター2ndEP。参加ミュージシャンも期待の若手音楽家が揃っている。


15.Emma Nolde「Toccaterra」
イタリア出身の女性シンガーソングライターデビュー作。


16.角銅真実「oar」
パーカッション奏者としてもシンガーソングライターとしても活動する才媛のメジャー1stアルバム。

17.Perfume Genius「Set My Heart On Fire Immediately」
USインディーシーンで高い評価を受けるシンガーソングライターの5作目。

18.Joshua Burnside「Into the Depths of Hell」
北アイルランドのフォークシンガー。コロンビアに住んでいたこともあるそう。

19.T字路s「BRAND NEW CARAVAN」
結成10周年を迎えたブルースバンド。


20.Guedra Guedra「Son of Sun E.P」
モロッコ人プロデューサーによるトライバルなベースミュージック。

21.ROTH BART BARON「極彩色の祝祭」
ドラム脱退後初のアルバムは「祝祭」がテーマ。


22.塩入冬湖「程」
ロックバンドFINLANDSボーカルのソロ作。


23.高井息吹「kaleidoscope」
君島大空合奏形態メンバー参加の女性シンガーEP。


24.Jack Garratt「Love, Death & Dancing」
デビュー作がブリットアワード受賞などヒットした、UKマルチプレイヤーの2作目。


25.Nels Cline「Share The Wealth」
ウィルコのギタリストによるインストジャズロックユニット盤。


26.ずっと真夜中でいいのに。「朗らかな皮膚とて不服」
年明け2月に2ndフルアルバムが予定されている音楽ユニットのミニアルバム3枚目。


27.サニーデイ・サービス「いいね!」
新ドラマ―を迎えた13作目。ここ数年の作風と異なるシンプルなバンドサウンドアルバム。


28.Lisandro Aristimuño「Criptograma」
アルゼンチンのインディーロックシンガーソングライター。


29.Akkan「AKKAN」
スペインの音楽プロデューサーユニット。世界のオーガニックグルーヴを取り入れたエレクトロミュージック。


30.Ann O'aro「Longoz」
インド洋レユニオン島の伝統音楽「マロヤ」シンガー。


31.Melt Yourself Down「100% YES」
前作からサックスのシャバカ・ハッチングスが脱退したものの、アグレッシブでパンク的なフリーキーさは健在。


32.Dijf Sanders「Puja」
インドネシアで録音されたエキゾチックなエレクトロミュージック。


33.Salim Ali Amir「Tsi Wono Zindji」
30年のキャリアを誇るアフリカ コモロ諸島のシンガーソングライター。


34.Besh o droM「Besh o droM 20」
ハンガリーのジプシーブラスバンドの20周年作。


35.Mariana Zwarg「Nascentes」
エルメート・パスコアルファミリーによるブラジリアントロピカルジャズ。



36.でんぱ組.inc「愛は地球救うんさ!だってでんぱ組.incはファミリーでしょ」
「ファミリー」がテーマの6枚目アルバム。成瀬瑛美えいたそは来年2月にグループ卒業。


37.Bombay Bicycle Club「Everything Else Has Gone Wrong」
昨年活動を再開したUKインディーロックバンド。


38.Caribou「Suddenly」
カナダのエレクトロアーティスト、6年ぶりのアルバム。


39.Meitei「古風」
広島在住のアンビエント・エレクトロアーティスト。「失われた日本のムード」を描く3部作のラスト。


40.Coreyah「Clap&Applause」
韓国伝統音楽に世界の民族音楽を取り入れた祝祭的バンド。


41.米津玄師「STRAY SHEEP」
2020年唯一のミリオンセラーアルバム(この時代に約150万枚!)。


42.ヨルシカ「盗作」
「音楽の盗作をする男」を主人公としたコンセプトアルバム。


43.Nuphar Fey「Serenity Island」
イスラエルの女性ジャズピアニスト。


44.History of Colour「Antumbra」
南米オーガニック・スロウテクノシーンで活躍するバリオ・リンドとエル・ブオ両名のジョイントユニット。


45.Khusugtun「Jangar」
モンゴル伝統音楽グループの世界デビュー作。


46.Mulatu Astatke「To Know Without Knowing」
エチオピアンジャズの大家とオーストラリアのファンクバンド競作。


47.Ammar 808「Global Control / Invisible Invasion」
北東アフリカマグレブ地方伝統音楽のエレクトロバンド。今作は南インド古典音楽と融合。


48.HK「Petite Terre」
アルジェリア系社会派シンガー。レゲエにヒップホップ、北アフリカとフランス大衆音楽をミックスさせたポップス。


49.Djé Balèti「Pantaï」
フランス・オクシタニア地方のバンド。アフリカ~地中海~インド辺りの要素も。


50.斎藤真文「ソーシャルディスタンス音頭」
日本民謡×ロック・ブラックミュージックなバンド「アラゲホンジ」のボーカルソロ曲。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。何かしら発見があったならば幸いです。

あれ入れようこれ入れようと悩み、時には時間費やすことに我ながら呆れたり面倒に思いつつも、お気に入りをまとめることはとても楽しいものです。

それでは、また来年の年間ベストでお会いしましょう。

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