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最近の私のアニメ事情。

またまたお久しぶりになってしまった。

お嬢が中学生になって
部活だなんだと毎日帰りが遅くなり
私も仕事で忙しくしてたりすると
なかなか一緒に過ごす時間がとれない。

そんな私と子供たちの共通言語はアニメだ。

夕飯時はだいたい子供たちと一緒に
アニメを見てああだこうだ言いながら食べる。
これがなかなかいい時間。

最近のお気に入りは、ちょっと、いやかなり出遅れてるけれど
水星の魔女。
そうガンダムだ。
(またー!って言わないで(笑))



最初はタイトルを見てなんとなく敬遠していたのだけれど
一話を見たら一挙にひきこまれてしまった。
主人公が女の子のモビルスーツ乗りなんて
今までにないシチュエーションだ。
しかも学園ものときた。
キャラクターも可愛いくて魅力的なのだ。
そして何よりガンダムがねえ~。
カッコイイのよ。

先が見たくて見たくてうずうずしているのだけど
子供たちがいない隙に先に見ようものなら
ブーイングの嵐になるので
誰もいない平日のお休みの日だというのに
先を見るのを我慢している。
私えらすぎじゃない?

そんな感じで子供たちと一緒にアニメを見ることは
親子のコミュニケーションをとるよい手段となっているのだが
一度一緒に見始めると、ひとりの時に先に見ることを許されないという
謎ルールが出来上がってしまった。

そこで私は一人こっそり見るアニメを平日のお休みの日に探索する。
Amazon Primeを誰もいないのに隠れるようにそっと開く。

しかしこれがなかなか、私のお眼鏡に叶うアニメがないのだ。

血が出すぎない、怖くない、絵が可愛い・・・

この条件をクリアしても
一話を見てみるとなんとなくストーリーがピンとこなかったりして。

それが、な、な、なんと。
先日とうとう最近見つけてしまった。
ピンとくるアニメ。

君は放課後インソムニア

なんじゃ?インソムニアって?
と思いながら見始めたアニメなのだけれど。

不眠症に悩む高校生・中見丸太は、文化祭の準備を抜け出して入った物置になっている天文台で
同じく不眠症の曲伊咲と出会う。二人は秘密の場所を共有することになり…

君は放課後インソムニア 公式HPより抜粋

気になって”インソムニア”という言葉の意味を調べたら
”不眠症”という意味だった。
なるほど。

主人公2人がこの天文台という学校の中で唯一安心できて
眠れる場所を守るために天文部となり
夜空の写真を撮るようになる・・・

ざっくりにもざっくりすぎる、そんなお話なのだが
まず舞台である石川の能登の風景が心癒されるのだ。
思わず行ってみたくなる素敵な描写がたくさん出てくる。
ボリビアのウユニ塩湖のようだと劇中でも言っていた千里浜なんて
もうファンタジックとしかいいようがない。
実物はどんな感じなんだろう?

なんて色々調べていたら
6月に映画も封切られていたということを発見する。
森七菜さん主演だって。
わああ、見たい。

まだやってるかな?どうかな?
とドキドキしながら調べたら
いくつか上映している映画館があった。
次のレディースデーまで公開していたら絶対行こう、と心に決める。

話はアニメのあらすじに戻るが、
作中では星空を撮影するために
カメラの使い方を主人公が先輩から
こと細かに教わるシーンがある。
ISO感度だとかF値だとか。

他界した夫は写真を撮ることが大好きで
存命中色々と私に教えてくれたことを思い出す。
でも、あの時の私、はいはい、また長い話が始まるのね、と
半分上の空で聞いていた。
もっとちゃんと聞いていれば
今頃自分が思い描く素敵な写真を撮れるようになってたのかな?

心の奥深いところに眠っていた何かを触発されて
4年間封印していたコンパクトなミラーレスカメラを引っ張り出してみる。
これは最期に夫が愛用していたカメラだ。
あまりに思い出が詰まりすぎていて
今までなんとなく触れなかったのだけど
4年を過ぎてようやく撮ってみようという気持ちになった。

なあんだ、こんな単純なきっかけか。

とどこかで自分を笑う。

4年前、つらい、つらいだけの気持ちが

ああ、あの時本当につらかったよね

という気持ちに移り変わったのは
やはり時間薬のおかげなのだろうか?
夫がいなくなって、さみしいなあという気持ちに変わりはないんだけれど。

今の私、どんな写真が撮れるだろうか?
さあ明日はお休み。
気持ちの赴くままにシャッターを押してみようと思う。










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