誰も寝てはならぬ~痺れるオペラ~
mayuuさんの記事にいたく共感してしまった。
コチラ↓
思いがけず街中でお気に入りの曲が流れているのを聞いたりした時、
ずっとその曲がリピートされて
しばらく頭から離れないことがある。
そして今日久しぶりに無限リピートがやってきた。
その曲は・・・
トゥーランドット。
2006年トリノオリンピック。
見た人全てに感動を与えた
荒川静香さんのフィギュアスケートで使われた曲。
トゥーランドットの”誰も寝てはならぬ”。
今でもあの青と水色のキラキラした衣装で優雅に舞う
荒川静香さんの氷の妖精のような演技が
鮮やかに目に浮かぶ。
mayuuさんの記事でトゥラーンドットについて書かれたくだりがあって
久しぶりに聞いてみたら
心ふるえた。
感動して心がざわざわする。
ああ、やっぱり大好きだ。
今更知るのだけれど
トリノオリンピックの開会式で三大テノールのパヴァロッティさんによって
歌われたこの”誰も寝てはならぬ”が
奇しくも荒川静香さんの決勝フリーで使われたのは
まさに運命としか言いようがない。
しかし、すみません。
トゥーランドット、って今日までオペラだって知らなかった。
フィギュアスケートでは歌がなかったから
てっきりクラシック曲の中の一つ、だと勝手に思っていたのですよ。
無知でお恥かしい限り。
そしてね…このトゥーランドット。
イタリアのオペラだけど
中国は北京のお姫様の名前なんですって。
え?そんなのみんな知ってる?
あたり前田のクラッカー?
私、トリノから17年後の今日知りました。
遅すぎ(笑)
もしかして私のように
ええーっ!知らなかった!
という方もいるかもしれないので
簡単にあらすじでも。
美しく高貴な皇帝の姫、トゥーランドット。
彼女と結婚するには3つの謎を解かなければならない。
もしその謎が解けなければ、首をはねられてしまう。
何人もの男たちが斬首刑になった。
そこにやって来たのはダッタン国のカラフ王子。
戦いに敗れ、国を追われて放浪している身。
王子は気高く美しいトゥーランドットに一目惚れしてしまい、
この謎解きに挑戦する。
あれ?
これって…
なんだかかぐや姫的じゃないー?
蓬莱の玉の枝とか燕の子安貝を持ってこいって言うんじゃないよね?😆
トゥーランドットが出した謎解きとは、
いや、ムズイって。
松丸くんもビックリだよ。
しかしカラフ王子、見事に3問とも正解。
1.答えは「希望」
2.答えは「血潮」
3.トゥーランドット
なんだかイマイチしっくりこないけど、そういう答えらしいです。
しかしトゥーランドットは求婚を受け入れない。
そこでカラフ王子。
逆に謎を出すことに。
カラフ王子は国を追われて放浪している身。
誰も名前を知らない。
そこでトゥーランドットは彼の名前を知ろうと北京の街に命令を下す。
ああ、やっときた!
「誰も寝てはならぬ」
カラフ王子は姫の言葉を使って歌う。
自分の勝利を確信して歌う最後の歌詞は…
最後の
Vincerò~!!!
が、めちゃめちゃ盛り上がるのですよ。
家だったらブラボー!と叫びたいくらい。
外だったら…心の中で拍手喝采にとどめます😆
こんなことを思い描いて聞く「誰も寝てはならぬ」は
とてもロマンチックだ。
オペラを全く知らない私でも
パバロッティさんの歌声に痺れる。
いいなあ、オペラ。
新しい世界を教えてくれたmayuuさんに感謝❤️
機会があったらオペラ、鑑賞してみたいなあ。