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世界遺産へ旅に出ました DAY2

世界遺産の旅、2日目です。

一日目の旅程はこちら。


一日目は高野山の宿坊に泊まりました。

宿坊の朝ごはん。
朝のお勤め後にいただきました。

高野山に行く前は、「朝のお勤め」って座禅のようなものを想像していたのです。
お寺の縁側みたいなところに座禅を組んで、ちょっとでも動いたら

「喝~っ!」

と言われて肩をバシンと叩かれる、みたいな。
そうしたら予想に反して、椅子に座ってお坊さんたちのお経を聞いたり、お焼香をしたりでした。
ちょっと拍子抜け~😅

さて世界遺産への旅、2日目は高野山 奥の院へ行きました。高野山の最も神聖な場所です。

高野山 奥の院 入り口

世界遺産の勉強をするまで知らなかったのですが、弘法大師(空海)さまは62歳の時ご入定されました。

弥勒菩薩が再び現れてこの世を救われるまで永遠の瞑想に入られたのです。
弥勒菩薩がこの世に再び現れると言われるのは56億7千万年後。
気が遠くなるような未来まで、弘法大師さまはこの奥の院で生きて瞑想されていると言われており、今も一日に二回、お食事が白木の箱に入れられて運ばれます。

奥の院までずっとお墓が続きます。
織田信長、豊臣秀吉、徳川家など有名人のお墓や企業による慰霊碑や祈念塔がたくさん。
お墓なので写真は遠慮しました。
言葉では言い表せない幽玄な雰囲気。

ここは異世界?
と思われるほど、宗教を持たない私も特別な空気を感じました。

さてここからは高野山を出発して次の目的地へバス移動です。

八咫烏(やたがらす)がいる!

熊野本宮大社に来ました!
こちらも世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一つです。

遠くに急な階段を発見😭

この日の気温は31度。
猛暑です。
連日36度とかいう東京に比べれば、若干涼しいのかもしれませんが、立っているだけでも汗が出てくる気温。

この階段登るのー?
いけるかなー?

全然上が見えない。
待ってー。
なんとか階段を登りきる。
手水舎が砂漠のオアシスのよう。
早く私に、み、水をくだされ~!
ここにも八咫烏さん。
八咫烏さんが守る風鈴の塔がくるくる回って
涼しげな音がする。
菊のご紋。
清々しい白と黒。

本殿は撮影禁止ということでしたので、中の様子はこちらをご覧ください。

桧皮葺の屋根がきれいにに切り揃えられ、清々しい気持ちになります。
静謐、という言葉が似合います。
神社というと極彩色を思い浮かべますが、ここは茶色と漆黒と金の世界。
その美しさにとても感動しました。

そんな時お嬢が、

「ママ、空見て!虹が出てる!」

え?虹?
まぶしくて見切れてしまった💦

太陽の周りに円を描く虹って初めて見ました。
太陽の周りに薄雲がかかった時に見られる「ハロ」というものらしいです。
なんだか幸せの予感💕
私たち、ここに呼ばれてきたかもね。
神様から祝福を受けたようで嬉しかったです。

八咫烏ポスト。
八咫烏に気をとられて全容が写ってない💦

そしてこの熊野本宮大社は、もともとは熊野川の中洲にあり、そこまでは橋がかかっておらず、人々は川を渡って着物を濡らして参拝していたのだそうです。
これには水垢離の意味もあったそう。

しかし明治22年に大水害が起こり、社殿の一部が流されてしまい現在の位地に移転しました。

もともと社殿があった場所は大斎原(おおゆのはら)と呼ばれ、大きな鳥居が立っています。

めちゃめちゃ大きい!
言い知れないパワーを感じます。

さあ、次の目的地へ移動です。

車窓から。
川の透明度、山の青さに心洗われる。


次の目的地は…

熊野三山の一つ、熊野速玉大社です。
階段ないー!坂道もないー!
やったね😆


この木も世界遺産らしい。梛(なぎ)の木。


この梛の木の葉は、常緑樹にあるような太い葉脈がなく、葉の繊維が強いので横方向にちぎろうとしてもちぎれないのだとか。
そこから縁結びのご利益があるとのこと。
ただし世界遺産なので葉っぱをとらないでね、とのことでした。

※でも近くで売っている「もうで餅」を買うと、葉っぱをもらえる。私が行った時は、前の人で売りきれてしまい、買えなかったー!

しめなわが太い!
縁起がよい感じがビシビシ伝わる

速玉大社の鈴の音は高音でシャラララ~という涼やかな音。とても気持ちがいい。

世界遺産という字を見ると、
テンションが上がる病気(笑)

本日の観光はここでおしまい。
なんだかとっても浄化された気分💕
最後に和歌山の海がとても美しかったので残しておきます。

※撮影禁止の場所がありましたので加筆、修正をしました。

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