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本当にあった怖い話

お嬢の学校が文化祭で、ここ数日お弁当が続いている。

朝、お弁当を詰めていてはたと気がつく。
ハンバーグにかけるソースがない!

毎度お馴染みのタッパー…

そういえば先日夕食にコロッケを揚げた時にもソースがなかった。
その時はどうしたんだっけ?
あ、そうそう。

たまには塩も美味しいよね~!

とか言って、シラっとお塩を出したんだった。

今日は絶対ソースを買うぞ!と思って、お嬢の学校に文化祭を見に行った。

おそろいのクラスTシャツを着て行き交う子供たち。
階段に無造作に張られたチラシ。
あちこちに響く呼び込みの声。

いいなあ、文化祭!
いいなあ、青春!

アオハルやわあ😍💕

お嬢はダブルデート…いや逆ハーレム状態の女子3、男子5みたいなグループで回っていた。

いやそれ、楽しすぎん!?

私なんて中1の文化祭ではわらじ編んでたからね!
来る日も来る日も大量のわらをよってたからね!

まあ、それはそれでよい思い出ではあるのだけど、お嬢みたいな男子と一緒にウキウキ~💕&キラキラ~✨な青春はなかった。

うらやましいぞ、お嬢。

ある程度見てから、私は学校を後にする。
本日のメインイベント、ソース購入ミッションを達成しないと、明日のカツも塩カツになるであろう。
帰り道、近くのスーパーでソースを一つ購入して家路に着く。
ミッションコンプリート✨✨✨

この後お友達とランチをする約束をしていたので、慌ててソースを棚にしまう。

しまう?

私は棚を二度見した。





3つ?


え?
ソースが…3つ?
どういうこと?
もしかしてこれ全部私の仕業?(笑)

しかも2個目までは買ったことに気がついておらず、今日初めて3本あることに気がついた!

えっと~、コロッケを夕食に出したのはそんなに前じゃない。
とすると、私はこの短期間に毎回毎回ソースがない!と思ってソースを買い込んでいたのか…

怖いことにソースをこれ以前に2度も買った記憶がゼロなのである。

もう自分で自分を信じられない…

ソースって賞味期限長いのかしらね。

こわい、こわい。
くわばら、くわばら。



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