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危機感から今思う、長年ファンサイトとブログをやってきたことについて。

今月末はいよいよフジロック!

気がつけばもう7月。
そして7月といえば今月末はいよいよフジロック!です。
以前も書いたんですが、今年のフジロックはここ近年で一番歓喜したラインナップです。
SZAもめっっっちゃ楽しみにしてただけにキャンセルはとてもとても残念なんですが、今年はSZAだけでなく観たいバンドやアーティストがとても多いので、ここ何年かで一番楽しみにしているんです。
Beth Gibbins、The Last Dinner Party、RIDE、King Krule、Kim Gordon、Fontaines D.C.、そしてそして!!ずっと楽しみにしているTURNSTILE!!!
TURNSTILEにいたっては7/30の単独公演のライブも行きます!

周回遅れどころじゃない日本の音楽(洋楽)シーン

このnoteでも最近ずっとTURNSTILEのライブが楽しみだということを私は言っているんですが、それと同時にとても気になっていることがあります。
それはTURNSTILEの単独の東京公演のチケットが売り切れてないどころか、売り切れる気配が無いということ。
世界的に見ても今めちゃくちゃ旬なバンドだし、実際にすばらしいアルバムもリリースしていて音楽(特に洋楽)好きな人からしたら絶対注目度が高いバンドの来日公演なのに、売り切れるどころか話題になったり、注目されている様子も無いことに、私は真剣に「日本って、もう周回遅れどころじゃないぐらい、かなりまずい状況なのでは?」と思っています。

TURNSTILEのことだけじゃなく、今回のフジロックのラインナップについてもここ近年では一番魅力的だし、ちゃんと「今」「2024年」を反映したようなラインナップにしているのが私は本当に素晴らしいと思っていたんです。
特にSZAをヘッドライナーに迎えたことは本当に嬉しかったし、まさに「今」すごく観たいアーティストの一人だったのでとても喜びました。

結局SZAは今回キャンセルとなってしまい、フジロックのステージでそれが叶うことはなくなってしまったけど、今回のフジロックのラインナップがどれだけ魅力的かってことだったり、SZAのキャンセルについて残念だという声すらあまり見かけないなと思っていて、なんというか、全体的に音楽(洋楽)に「無関心」に近いような状況になっていることに何とも言い難い苛立ちを感じています。

こういう状況が続いてしまうと、いずれ自分が好きなアーティストやバンドの来日公演が無くなってしまうのではないかという不安が一番懸念していることではあるんですが、このままだと音楽だったりファッションだったり、カルチャー的なこともどんどん先細っていって寂しいものになってしまうんじゃないか、なんてことも思ったりしました。

長年DESCENDENTS/ALLのファンサイトをやってきて思ったこと

ご存じの方も多いかもしれませんが、私はかなり長いこと大好きなDESCENDENTS/ALLのファンサイトとブログを続けてきています。

https://note.com/dot024/m/m2173d2bc43d2

今、どこもかしこも「推し活」って言葉が浸透してますが、私がやってきたことは今思うとたぶんそれに近い感じだったのかもしれません。
ただ、誤解が無いように補足すると私はDESCENDENTSもALLも決して「推し」ているわけでなく(笑)、ただただ「大好き」っていうだけで、その気持ちがはみ出た分をネット上に綴っていただけです(←自分で書いてて恥ずかしくなる)
なので、「人に薦めたい」とか布教活動的なことにはほとんど興味がなかったし、しているつもりも全くなかったんですが、私が書いたブログだったりファンサイトを見てくださった方からのメッセージやお話を伺ったりすると、私がそんなつもりはなくても、それなりに布教活動的な役目も果たしていたんだということが分かったんです。

だから、私が今「危機感」として感じていることを音楽ライターでもない、業界人でもない、なんの権力もない私だけど、意思表示や気持ちを綴っていったり、「これいいよ!」っていうものを発信したりすることで少しでも何かが変わったらいいなと思っています。

よく言ってることですが、自分が若い時に好きで聴いていたバンドや音楽ももちろん素敵だと思うけど、今もそれと同じぐらい素晴らしい音楽はたくさん溢れているから、そこに触れていこうとする人がもっと増えていくことを願っています。

とりあえず、みんな7/30のTURNSTILEのライブに行こうよ~~
絶対にカッコイイからーーー!

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