見出し画像

日記【生後9,896日】

今日の日記です。
週末なので疲れが溜まってます。

いえ、間違えました。
週始め、週末に限らず疲れています。
5年前から一定の疲れを抱えています。

では、以下日記です。

職場でカフェオレ(加糖)を飲む。
スティックに粉が入っているタイプ。

マグカップにスティック3本分の粉を入れる。
お湯を注ぐと匂いがたつ。美味しそうだ。

スティック3本分の粉を入れているところを見られたくないので、フロアで一番初めに出勤して、カフェオレを作る。
職場に早く着くために、5時半に起きる。
通勤時も、なるべく急ぐ。

こうした意味のない見栄を行動原理として今まで生きてきたし、これからもそうしていく。

メガネが曇っていた。
そのせいで視界が悪くなっていた。

視力を補うための道具によって視界を損なっている。
こうした状況を上手く言い表す、上品な例えを募集しています。

パスワードについて考える。

様々なアカウントを持ちながら生活をしている。
アプリやSNSをはじめとした電子サービス。
公共の図書館や貸しロッカーに紐付けされた、サービス固有のID。
銀行口座もアカウントの一つと言える。

それぞれに何らかの形でパスワードが掛けられ、ある程度のセキュリティが担保されている。

世の人は平均いくつのアカウント及びパスワードを保有しているんだろう。

本来、異なるサービスのパスワードは、違うものにすることが推奨されている。
しかし、そのセキュリティ上の道徳を完全に守れている人などいるのだろうか。

名前のイニシャルや誕生日、車のナンバーなどを、パスワードに組み込むと、容易にパスワードが推測されてしまう。
そういった個人にまつわる情報を使わずに、全てのパスワードを設定している人は存在するのか。


セキュリティや情報リテラシーに関して言えば、約款や規約などに関しても疑問がある。
あの膨大な文章に全て目を通し、理解した上でサービスを使っている人いるのだろうか。

あなたがこの文書を読んでいるために使用しているサービスは本当に安全ですか?

僕が意見を発信するのは本当に安全なんですか?

こういう類のことをグルグルと考える。
グルグルグルグルグルグルグルグルグルグル…………



僕はある結論に至りました。
「ま、いけるっしょ」
これです。

なか卯で、鶏唐丼の特盛と親子丼の大盛りを買いました。
1人分です。

昔から大食いなんです。

以前は箸を何膳かもらうことで、数人で食べるようにカモフラージュしていました。
たくさん食べる自分を、恥ずかしがっていたんです。

しかし今日は、箸を1膳だけもらいました。

これは精神的に成長したのでしょうか。
SDGsの重要性に気がついたのでしょうか。

いいえ違います。
恥の感覚が死んでいっているのです。

恥じらいは人間の高度な感情だと思います。
その恥じらいが薄れていっている。
心がドンドン老化していっているのですね。

肉体の死よりも、精神の死が早く来ることに怯えています。
社会性をなくしたことにも気が付かず、周りに疎まれながら生きていく中年男性。
それが私の未来です。

あなたは「自分はそうならない」と断言できますか。

あなたのサポートが、妄想の海を行くイカダになります。ボートになります。一艘の船になります。タイタニック号になります。 妄想の海に溺れていきたい……