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孫とたのしむあかちゃん絵本!『あー・あー』(三浦太郎 さく/え)

上の写真は、童心社で物流部門を担当されているKさんとお孫さんのもの。

Kさんは、童心社で受発注のシステムや物流センターでの在庫管理など、絵本や紙芝居をお客様に届ける業務を長年担当されています。

昨年生まれたKさんのお孫さんが、いま一番たのしんでいる絵本が『あー・あー』だそうです。
どんなふうに楽しまれているか、お話をうかがいました。

『あー・あー』(三浦太郎 さく/え)

ーーうれしそうにわらっていますね! お孫さんは何か月くらいでしょう?

この時ちょうど2か月です。
絵本を楽しむのは、もう少し先になってからだろうと思っていたのですが、娘が「この本を見せるとよろこぶ」と教えてくれました。
最初はじっと見ていたそうで、そのうち笑うようになったそうです。

ーーこの絵本『あーあー』は、「めー・めー」「もー・もー」「ふー・ふー」……など、のばす音が2つくり返されて展開していく絵本ですが、どんなふうに読まれていますか?


『あー・あー』(三浦太郎 さく/え)

絵本の絵を見せながら読んでいます。
孫の反応は、まだ喃語にもならない声や笑顔なのですが、
それに返事するように「ふーん、そうなの」「楽しいんだ〜」
といった感じで、自然と、自分なりの言葉もふくめて話しかけながら読んでいますね。

この写真を撮った時、娘に動画も撮ってもらっていました。


ーーふたりとも楽しそう! 
絵本を読んでいるKさんをじっと見て、声を聞いているようです。
絵本をいっしょに読むことで、お互いがうれしく、楽しい気持ちになっていく様子がよくわかります。

まだ2か月なので、大人のようにはっきりと目が見えているわけではないと思いますが、孫の顔を見ながら読むようにすると、言葉やお互いの気持ちがより伝わり、楽しく読めるように感じます。

『あ・あ』(三浦太郎 さく/え)

ーー『あー・あー』には姉妹絵本『あ・あ』もあります。
こちらは、「と・と」「く・く」「も・も」など、2つの重なる言葉で展開していく絵本です。

この本も好きなのですが、どちらも表紙の絵が一番のお気に入りのようです。
特にこの『あ・あ』は表紙がだいすきで、こうして表紙を見せるとこんなふうによろこびます。やっぱり表紙の笑顔が好きなのかもしれませんね。

孫が表紙を見て笑うとき、声も出ています。
まだ笑い声とは言えませんが、こうやって話すことを覚えていくんだなと思って見ています。

絵本だから「ページをめくらないといけない」と最初は思っていましたが、こうして表紙をみて喜んでいるんだから、すぐにめくらなくてもいいし、最初から最後まで全部読み聞かせしなくてはいけないものではないんだと、思うようになりました。


ーーあかちゃんとの時間をいっしょに楽しむ道具や方法として、あかちゃん絵本を自由に楽しんでくれたらいいですね。お話ありがとうございました。

(編集部・I )
入社20年目。著作権や海外版権、宣伝業務を担当。小学生ふたりの子育て中。子どもがあかちゃんだった頃がなつかしい…! お気に入りのあかちゃん絵本があれば、こうしてビデオで読む様子を撮っておくのは大変おすすめです。子どもの様子をじっくりと長めに撮影する機会は案外少なく、わが家では当時を思い出す貴重な宝物になっています。


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