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パリの空ばかり見ていた

あすか、時間が空いちゃってごめんね!
おとといパリから戻ってきました!

なんか、色々考えさせられることも多くて、まだ頭の中が全然整理できてないんだけど、
改めて、たまには異国の地に自分をポンっと置いてみるって大事なことだなと思ったよ。
なぜか、明治時代に津田梅子をアメリカに派遣した当時の日本人のことを思い出した笑
百聞は一見にしかず、というか、お金と時間をかけてでも得られる体験があるよね。

あとなんというか、私は東京でかんばろう!って改めて思った。
こんな時代だから、東京でもパリでもロンドンでもニューヨークでもシンガポールでも韓国でも、感度の高い人たちはたぶんみんな似ていて、SNSでも簡単に繋がれて、だから自分のホームで精一杯自立して生きようって、なんか思ったんだよね。

パリで、私は気づくと空ばかり見ていて、国境があったり国によって言葉も違うけれど、みんな同じ空を見てるんだよなぁ、なんてぼんやり思ってた。

今の私、2019年の私にとって、たぶん”自立”がキーワードで。
会社にいれば、よっぽどのことをしない限り、毎月まとまったお給料をもらえて、社会保険とか税金の心配もしなくてよくて。
表面的には自立しているように見えたかもしれないけれど、実は会社や社会の価値観とかに依存していて、そんな自分を変えたくて、
私は会社を辞めて、なんとか自分の力で生きていこうともがいてる。

文章を書いたりイラストを描いたり、今までやってきた雑誌の編集の考え方や手法を紙以外に応用したり、そういうことをして、自分のセンスや頭の中を売り物にして生きていきたいっていう想いは変わってないんだけど、
だけどたまに不安になって、やっぱり慣れた雑誌の仕事を増やそうかなぁとか思ったりしたときに、それって逆戻りしてる、と指摘してくれた人がいて、その通りだと思った。

あすかは自立について、どう考えている?

追伸:こないだNetflixでたまたまデヴィッドボウイのドキュメンタリー見たよー!今見ても洗練されていてびっくりした。


#往復書簡 #エッセイ #コラム

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