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Rule2: iPhoneの通知は全てOFFにする

少し前から、iPhone上の全てのアプリの通知をOFFにしました(メルカリなどはやりとりが発生する時の通知のみバッジ表示に)。それまでもほとんどのアプリはOFFにしたりバッジのみにしていたのですが、通知がひとつでも付いているとつい気になって見つけた瞬間に開いてしまっていました。

マルチタスク→シングルタスクに

通知をやめた大きな理由のひとつとして「シングルタスクに集中する」よう心がけるようになったからです。今までいろんなことを同時に進めるマルチタスクができることは利点だと思っていたのですが、四角大輔さんの『超ミニマル主義』という本を読んで、マルチタスクは疲労感の割にパフォーマンスがとても悪いことを知り、あ、やめようと決めました。

例えば私は今、使っているメールアドレスが3種類あります。個人のgmailとチームで共有のinfoメール、そしてチーム用の個人メール。メールひとつ取っても、一度に3つのアカウントを同時に開いて、あっちを返したりこっちを読んだりしていました。
それをやめて、「今は個人のメールをチェックする時間」と決めてそれ以外のメールアカウントもLINEやslackなどもすべて一旦シャットダウンすると、目の前のことに集中できるからか頭の中がすごくスッキリして、結果的に作業スピードも大幅にアップしたのです。

メールだけじゃなくて、noteを書くときはnoteだけ、原稿を書くときは原稿だけ、企画書を作るときは企画書作りだけといったように、シンプルに「目の前の作業に集中する→終わったら次の作業に移る」ことにしました。こんな簡単なことで驚くほど時間の使い方がクリアになりました。

最後の砦、LINEも全てOFFに

わりと一気にすべての通知をOFFにしたのですが、LINEだけは「すぐ返さなきゃいけない」というある種の強迫観念のようなものがあって、バッジ表示だけONのままにしていました。ただ、先日LINEも思い切ってすべてOFFにしてみたところ、気が散らなくなりとても快適……!もっと早くOFFにすればよかったです。

LINEやメールの通知をOFFにしたからって丸一日開かないわけではなく、何なら1〜2時間に1回はチェックしているので、めちゃくちゃ大変なことが起こった場合に私と連絡が取れなくて誰かが困るということはないはず(電話もあるし)。通知ONのときと通知OFFのときの自分を比べてみると、通知ONのときの私は、外からの連絡にとにかく振り回されまくっていたなということに気づきました。性格的な問題なのか、すぐ返事を返さなきゃ、相手を待たせてはいけないといつも思っていて、そのスピード感がどんどんエスカレートしてきていたような気がします。

通知をOFFにしたことで外からの連絡事項に対して、能動的に情報を取ることができるようになったため、何かに振り回されるという感覚が少し薄くなってきました(とはいえまだまだいろんなものに振り回されてはいますが……涙)。

インスタを開けばインスタ広告が、電車に乗ればモニターや窓上ポスター、ニュースサイトを開けばたくさんのゴシップ、メールを開けばセールのお知らせなど、ぼーっと生きていると外からの情報(=ノイズ)が多すぎて頭の中がすぐパンパンになり、自分の判断力がどんどん鈍くなっていきます。これからは多少「連絡が取りづらくてちょっとめんどくさい人」と人から思われようと、自分の時間や判断力をもっと能動的に大切に使って生きていきたいのです。もし、すぐ既読になることやすぐ返事が来ることを仕事で求められるのだとしたら、その仕事は私には合わないので、いくら内容的に魅力的でも残念ながら辞退するしかないんだと思います。

本音は仕事のLINEを全部やめたいかも……

これは突然切り替えるのは難しいのですが、本音を言えば仕事のやり取りをLINEでするのもやめたいです……。プライベートのメッセージと仕事のやり取りが混在している状態が私は昔から得意ではなく、ただ、確かにさっさと終わらせたいスケジュール調整やアルバムを作ってさっと画像を共有できるところなどは便利ですよね。これはまだ悩みどころです。

そんなわけで仕事のミニマル化はまだまだ問題が山積みですが(笑)、このルールブックを作りながら少しずつ洗練させていけたらいいなと思っています。



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