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#31 「自分から提案」を創るために

最近、これまで関わってきた会社の中で、「今改めてうちの会社でできることを提案してください。」と言ってくれる会社がありました。

先月で一つの仕事がひと段落して、自分の時間をさらにコントロールしやすくなった今、自分で仕事の提案をさせていただけるのはとてもありがたい状況です。
早く提案して、早く仕事としてスタートさせたい!という気持ちが募ります。

ですが、これまで「これをやってください」というものがある状態で仕事を受けることが多く、「これをやりたいです!」と会社の中で自ら提案するという経験は少ないので、どう提案すればいいんだろう?というのが正直なところです。
これまで会社で提案書を作ったことがある友人に話を聞いたり、ネットに載っている提案書の作り方・コツを見たりしたこともあるのですが、なかなかしっくりきませんでした。

そこで、ここは焦らず、提案に至るまでを、動作学の ”インプット・プロセス・アウトプット” に当てはめて考えてみることにしました。

まず、提案する上で何が分からないんだろう?と考えてみると、僕は提案の仕方が分からないのではなく、僕が関わることでその会社にとってどんなプラスが生まれるのか?というイメージがまだ鮮明でないような気がしました。

この湧いてくるイメージや、やってみたいとワクワクする感情は、結果として起こるもの、つまりアウトプットですよね。

じゃあ、このイメージ(=アウトプット)に至るまでの、インプット・プロセスは適切にできているか?

ここで僕が気づいたのは、僕が持っていたのは自分視点のやりたいことばかりで、これまで会社がどういうアクションをしてきて、その結果何が上手くいって何に行き詰っているのかをあまり知らないな、と気づきました。
つまり、インプットの量(視点の数)が足りていなかったんですね。

そこで、僕は「提案するためにまだ情報が足りていない部分があるので、提案の前にもう一度ヒアリングさせてもらってもよいですか?」ということを伝えてみました。

改めて会社の方に話を聞いてみると、社長の考えていることや、自分が関わっていないところで動いているプロジェクトがあるのを知ることができました。そして、その中に僕がやりたいことと共通していることや繋がりそうなことを発見することができました。

ヒアリングを経て、イメージが前よりも鮮明になり、起こすべきアクションも明確に共有することができ、確実に前に進んでいる感じがします。

これから、具体的なイメージが湧いて、提案できるよう、
焦らず丁寧に、自分のアウトプットに素直に向き合いながら、
インプットの量をしっかりと増やして、それを統合(プロセス)していきたいと思います!