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離婚について

昨日、離婚した。

頭の中を整理するために、思うままに書いていく。

結婚生活6年。よくある「夫が子育てに協力的でなく、性生活もうまくいっていない家庭」だった。
子育てについては、子どもが生まれて3年は、子どもと公園に行く普通のことを夫はあまりしてくれなかった。性生活については、夫の自己中心的な行為に、傷付いていたし、毎日性行為のことを考えて腹が立って仕方がなかった。

我が家は、下の子が生まれる前に夫が単身赴任になっている。一度、一緒に暮らす話も出たが、会社都合で流れ、結局4年、夫は単身赴任だった。

単身赴任になり、2年間はうまくいっていたと思う。夫も、少しずつ一緒に公園に行ってくれるようになり「家族としてうまくいっている」と思っていた。しかし、娘が幼稚園に入った頃から、娘経由で風邪をもらうことが増え、風邪を理由に夫に会えないことが増えた。

性生活に関しては、単身赴任した後も変わらずだった。具体的には、前戯などなく、私が夫へと前戯をした後そのまま挿入となり、私はアホみたいにヒステリックになっていた。叫ぶようにして、何故手を抜くのかと泣いたり、怒ったりした。

単身赴任下から2年半後、夫に離婚を切り出され、そして1年半後の昨日離婚となった。

我が家の、何がダメだったか。

夫視点(想像だけど)
・単身赴任で寂しさを感じていた
・妻がヒステリックになるのが嫌だった
・公園に行くなど頑張っていたのに、評価されなかった
・性生活に関して、自分は努力しているのにいつも不満を言われた

私視点
・単身赴任で夫不在、実家に住みパートと子育ての日々。久しぶりに会う夫は寝てばかりで腹が立った
・公園に行く、だけが夫の子育ての負担で、例えば出かけた先での子どもを抱っこする、オムツを替えるなどしてくれなかった
・どれだけ性生活の不満を伝えようと、改善はなかった
・水分不足で頭痛になる夫に「水を飲んだか?」、寒がりなくせに薄着の夫の防寒具を持ち歩くなど、自分ばかりが「してあげてる」ように感じて、支えてもらいたいと常に感じていた


離婚して思うのは、単身赴任はするべきでなかったな、ということ。
一緒に暮らさなかった理由は、夫が出張の多い仕事で、そんな状況で子どもを育てていける自信がなかったのだ。週末、夫に子育ての協力をしてもらえるとも思ってなかった。

自分の中で、お試し的に一緒に暮らして、夫の子育てへの参加を教育することと、私がほぼワンオペで子育てして子どもを虐待する可能性を天秤にかけた。私はきっと虐待するだろうなと思ったのである。

性生活も子育ても協力的でない配偶者なんて、きっとたくさんいるだろうに。私は、家庭を維持する努力をせずに逃げたのだ。

こればかりは、IFの話になるけれど、私が頑張っていれば大丈夫だったのかもしれないと少しだけ思う。少しだけ思うけど、性生活も手抜き、子育ても協力的でない状況で、私が頑張る意味って何?とも思う。この時点で愛などなかったのかもしれない。

夫に関して、お仕事についてはとても頑張っていたと思う。これに関して、感謝をもっとしていれば、私はもっと夫に優しくできたのかな。わからないや。

細々した不満はもっとある。もっとあるけど、私は結婚生活6年間、身体も心も満たされることはなかった。きっと夫も同じだろう。


夫はバツイチだから、結婚した時は私が幸せにしてやると思ったけど無理だった。

私のことを可愛いと言ってくれて、寝顔もイビキも可愛いねと言ってくれて、私の作る料理を美味しいと食べてくれて、ちんこを咥える私の頭を優しく撫でた夫と、離婚しました。

好きだなんて、そんな感情は長続きしないと知りました。会えない時間に、愛は増すことはなく、お互いの不満が増えました。

私たち夫婦は、お互いに礼儀を持って接しなかったと思う。彼は私の身体を好き勝手に使ったし、私はそんな夫にヒステリックに喚いたし。

お互い様なのかもしれない。

もうきっと、好きだなんだなんて感情を信じることなく生きていくでしょう。いつまでかわからないけど、期待することも、愛を維持することも疲れてしまった。

私はこれから、親として、子どもの幸せと、子どもが独立してからの私の幸せを実現するべく生きていきます。

そんなこんなで、私の離婚記録。
読んでくれてありがとう。


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