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加藤嵩都を予習しよう! ~ドル研ゼミの夏期講習 ~


 

はじめに

とにかく練習を求めて、24時間。夢のために時間を使うようになりました。夢中でとか一生懸命とかそういうレベルではなく、本気で。
-加藤嵩都

https://hoop-factory.com/takes-lab/takes-lab-1/

夏休みで差をつけろ!ドル研ゼミの夏季講習!

新加入選手の予習をしよう!加藤嵩都編!

一緒に行った家族や友達に対して、「タケは〇〇が得意なんだよね~」ってドヤ顔で語るために予習しておこう!
ドル山は見に行く友達が一人も居ないから代わりに語ってくれ!!!!

バスライのアーカイブや過去のハイライト動画、インタビューをとにかく調べまくった!
 

簡単な経歴

一言でいえば無名のライジングスター
大学は関東2部で3年生まではBチームだった。
その後、特別指定を経てプロ入り。

2022年 B2 熊本ヴォルターズ(特別指定選手)
2022年 B3 さいたまブロンコス
2023年 B2 福島ファイヤーボンズ
2024年 B1 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ

とんでもない駆け上がり方してる…
(この若さとスピードで昇格した選手って他にいたっけ…?)

B2から上がってきた選手は佐々木隆成の印象が強いが、佐々木も熊本とアマチュア選手契約から日本代表候補にまで成長している。
加藤と佐々木は熊本時代にチームメイト。
まさに同じルートを辿っている2人が同地区で対決するのは熱い。

 


選手の特徴

かの有名な明星"ストリートボール"大学出身。
とにかくオフェンス!ドリブル!が方針の面白いバスケスタイルのチーム。
監督が良い意味でクレイジー。「ピックなんて使うな」は名言。

加藤はこのスタイルのDNAを色濃く受け継いでいる選手だと思う。

明星大学のドキュメンタリーは本当に面白いからぜひ見てほしい。

 

長所

高い身体能力

ハンドリングアジリティ、フィジカルが合わさったドライブは強力。
今のB1でバチバチ1on1を仕掛ける選手になったら本当に面白い。これがハマれば個で打開できるPGとして大きな強みになると思う。

また、縦への意識が強いため、ドルフィンズのトランジションのスタイルに合っている。福島も速い展開を好むチーム(PACEはB2で6位)だったので、この点は違和感なくフィットできそう。

ちなみにダンクもできる。

ディフェンス能力

3x3の経験が活きていると思うんだけど、対人ディフェンスが良い。スティールも1.0本とまずまずの数字。また、アジリティの高さを活かしてヘルプからのクローズアウトも速い。

オフェンシブな明星大学出身であり、攻撃面に注目されがちだが、加藤自身は「もともとディフェンスが好き」と言い、前からプレッシャーをかける姿を最後まで見せていた。

https://bbspirits.com/bleague/b23051501sb/2/

 

高い3Pt成功率

2021年 平均7.8本 31% (大学4年次)
2022年 平均2.6本 33.1%
2023年 平均3.6本 38.3%と高い数字を残している。

プルアップでもキャッチアンドシュートでもいけるタイプ。(去年の動画ではプルアップ少なかったけど、大学時代は打ってた気がするからたいけるはず)

昨季はPGがノンシューター扱いされてスペースが上手く作れない問題があったのでこの変化は大きいと思う。

 

ボールがなくても仕事ができる

福島で土家がPGとしてプレイする時間に併用されていたためかSG的な動きもできる。PGでボールがないと仕事ができないタイプの選手も居るのでこれはグッド。
今季はハンドラーを務められる選手(中東、今村、メイ)が多いので、コーナー待機も出来るのは大きい。

坂本と併用される時間も見てみたいがサイズ的に厳しいか…
 

成長力

バスケットライブの振り返り配信を見てもらうと分かるが、シーズンの序盤と終盤で動きがまるで違う。今、成長まっさかりの選手が齋藤と坂本と交わることでどんな選手になるか楽しみ。

ドルフィンズには齋藤拓実さんという代表レベルのポイントガードがいて、代表を目指す僕にとっては良い目標になると思います。拓実さんから吸収できることは多いと思いますし、練習でマッチアップすることも多いので、この1年で追い付ければと思っています。

https://basket-count.com/article/detail/193025

 

短所

チームへの適応

長所に挙げた成長力は裏を返せば伸びしろが多いということ。
これまでベンチから伊藤が出てくるという贅沢な状況に慣れているドルファミはゲームコントロールの観点から差を感じるかも…。特にシーズン序盤はチームへの適応に苦労するかもしれないので見守る気持ちで。

大学時代は戦術より個人で打開するチームだった。僕はあまりバスケットについて勉強してこなかった選手。福島に来てから昨季以上に細かいスキルを学べています

https://www.nikkansports.com/sports/news/202310050001227.html

 

たまにやらかす

ターンオーバーは平均2.4とちょっと多め。
前述した通りオンボールのディフェンスは上手いが、オフボールでたまにやらかすイメージがある。
でも失敗はチャレンジしているからこそ起こる。ある意味ドルフィンズらしい選手だと思う。
 

おわりに

開幕して試合見たら全然ちげーじゃねーか!ってなったらごめん!!
これまで加藤をずっと応援してきたブースターの方がはるかに詳しいと思うから聞いてみて!!

明星大学同期の岡田(滋賀)との対戦も楽しみ!!

岡田のコンディション不良で対戦はかなわなかったが、加藤は「続けていれば、今季じゃなくてもマッチアップする機会はあると思う。楽しみにしています」。ライバルとの再会を心待ちにした。

https://www.nikkansports.com/sports/news/202310050001227.html

他にもこんな特徴があるよ!とか、ドルフィンズではこんなプレーが見れそう!とかあったら教えてほしい!

過去の予習記事

参考にしたページ

大学時代のスタッツ

B3時代のスタッツ



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