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ウツボに餌をあげたかった

  陸で虎を好む自分は、海の生物達が気性の荒さをルーティンとして折り合いをつけて組み込むシステムに安心している。

タコの天敵として最初に知ったウツボ。
黄金色に巨体で危険性物として図鑑に古くから載っているギャング。

「いやあ人間のギャングも洒落になりませんよ?」

だなんて英会話CMの「え~っとは要らんよ」と言ったツッコミは要らないですね。

ウツボの種類の豊富さが好きで、海遊館や沖縄へ行った時にチェックしていましたね。
海では流石に自重しましたが。

そこでWikipediaの引用を少しずつ掻い摘んで感想をば。

概要
温暖な地域の浅海に生息する海水魚で、鋭い歯と大きな口を持つ大型肉食魚でもある。
日本では南西諸島及び、ここを通り流れる黒潮が通る海域に多くの種類が分布する。
和名「ウツボ」は、長い体が矢を入れる容器「靫」(うつぼ)に似ているからという説[1]、あるいは岩穴に潜む習性から空洞を意味する古語「うつほら」が転用され「うつほ」を経て「うつぼ」となったという説[2]もある。英語では "Moray" または "Moray eel" と呼ばれる[3]。

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  ウナギ科なのですね。
鱧や穴子もこの系統だと昔の割烹料理図鑑で見ておりました。
関係話かもしれませんが料理系の紹介だと大人向けだからか写真が一般の図鑑よりしっかり撮られていたりしております。
懐かしい。


形態
ウツボ類の咽頭顎。口を開けると咽頭顎が前に出る
大きさは全長20センチから4メートルまで幅広いが、全長1メートル前後の種類が多い[要出典]。他のウナギ目魚類同様に体は前後に細長い円筒形で、腹鰭が退化し、背鰭・尾鰭・臀鰭が一繋がりになっている。ただしウツボ類の体はいくらか上下に平たいものが多く、腹鰭のみならず胸鰭も退化している[4]。体色は種によって様々で、多くは生息環境に応じた保護色として地味な色をしているが、トラウツボのように単体で見ると派手な紋様をもつものもある。中にはハナヒゲウツボのように鮮やかな体色のものもいる。
口は大きく目の後方まで達し、鋭い歯が発達する。種類によっては鼻先が湾曲し、口を完全に閉じることができないものもいる。なおウツボ類は獲物を捕えるための口顎の奥に、食べたものを食道に進めるための「咽頭顎」を持っている。また魚の鼻孔は左右に2対あるが、ウツボ類は2対の鼻孔が鼻先と目の近くに離れてついている。鼻孔が管状に伸びた種類が多く、ハナヒゲウツボでは花びら状にもなる。鰓孔は小さく目立たない。皮膚は厚く、体のみならず鰭までも覆う[4]。鱗は微小で皮下に埋もれる。

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  最近、怖い方が派手な衣装に身を包みたくなる気分を知る機会がありました。
格闘技の見すぎかもしれませんが派手な方が非日常感あって関係を選定出来る可能性も高い…そんな考察でいいのだろうか。


生態
全てが温暖な地域の浅海に生息し、特にサンゴ礁や岩礁に生息する種類が多い。一部の種類はマングローブを含む汽水域や淡水域にも侵入する。表皮が湿っていれば粘膜を介した皮膚呼吸によって30分ほどは水中でなくても活動が可能なので(日本に居る種でも)、強力な嗅覚で、潮溜まりに這い上がって小魚を狩ったり、岩場で魚をさばいている釣り人のところへ上がってきたりすることがあり、注意を要する。
基本的には巣穴からあまり動かず、岩陰や洞窟に潜んで獲物を待ち伏せるが、夜になると海底近くを泳ぎ回ることもある。食性は肉食性で、魚類・甲殻類・頭足類などの小動物を大きな口で捕食する。特にタコ類にとっては有力な天敵の一つとなっている[4]。またテトラポッドや岩礁の食物ピラミッドの頂点である。
自分より大きな敵が近づいた時は大きな口を開けて威嚇し、それでも敵が去らない場合は咬みつく。毒はないが歯は鋭く顎の力も強いので、人間が咬みつかれると深手を負うことになる。ウツボ類の分布域では、潜水や釣りなどの際に十分な注意が必要である。ただし見た目のイメージと違い臆病な所もあり、人間の側から無用な攻撃や接近をしない限りは積極的に噛み付いてくることは少ない。潜水中にウツボと遭遇した際にはゆっくりと離れれば攻撃を受けることは少ない。またダイバーが魚の切身や魚肉ソーセージ等の餌を見せると、巣穴から出てきてそれに喰らいつくことがある。ダイバーに慣れたウツボの中には巣穴から出てきて餌をねだったりする行動も見られる。
他の動物にとっては危険な肉食魚ではあるが、ウツボ類の周囲にはオトヒメエビ、アカシマシラヒゲエビ、ゴンズイの若魚[5]、ホンソメワケベラ[5]などの小動物が見られる。これらはウツボ類の皮膚表面や口の中の寄生虫を掃除することでウツボ類と相利共生しており、ウツボ類もこれらの小動物を捕食することはまずない。
また、イセエビ類とも相利共生の関係にあり、この場合は、イセエビは天敵であるタコから守ってもらえ、ウツボの方は大好物のタコがイセエビに吊られて自分から寄ってきてくれるというものとなっている。
サンゴ礁付近ではハタ類と協力して狩りを行うことも報告されている。またウツボ類の食事のおこぼれにあずかろうと多くの小魚がウツボの採餌についていくといった行動も観察されている。

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  なるほど。
ギャングほど誰が味方で何が餌かを判別していると。
人の世界もウツボの世界も激動だ。
勿論この一例もこれから塗り替えられる事があるかもしれません。

ひとつ言えるのは『ズバリ非日常』だと言うこと。

捌いていたら襲われるのか。
指一本持っていく勢いで。
何処かでウツボを見てみたい。
私の方が恐ろしい?

生きたウツボに憧れを抱いたまま早幾年。
観に行くか。


ウツボ


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