ダリアとNHK

　泥棒猫です。

　ダリアの季節だ。お花屋さんでもよく見かけるようになった。丸くて可愛らしく華やか。女優というよりアイドルって感じかな。とても存在感のある花だ。

　ダリア（英語: dahlia、学名：Dahlia）は、キク科ダリア属の多年生草本植物の総称。「ダリア」 (dahlia) の名は、スウェーデンの植物学者でリンネの弟子であったアンデシュ・ダール (Anders Dahl) にちなむ。和名は、花の形がボタンに似ているため、テンジクボタン（天竺牡丹）と呼ばれた。

　昨年10月、母と姉とで県内有数のダリア生産者運営のお花畑に出かけた。

　花びらのひとつひとつに魅入ってしまう。吸い込まれそう。

　なんて可愛いんでしょう。

　ダリアも品種がたくさんあって、中には私の顔よりはるかに大きいものもあった。顔出しは、勇気がないので加工した画像ですみません。　

　大きすぎるでしょ。ホント。

 ほら、遠近法じゃないんですよー。

 そして菊科なんだなーって、納得。

 こんな名前のものも。

 妖艶な色だもんね。

 そりゃ誘惑に負けるでしょうねー。

　日曜日で、晴天で、お花も見ごろで、とくればテレビの取材が来るのも当然。ニュースの時事ネタにピッタリだもんね。

　ＮＨＫに、インタビューされました。

　そしたら翌日のニュースに使われていたらしい。知人から「朝、みたよ！」とＬＩＮＥを貰った。

　

　まだ彼は渡航前で、日本にいたからそのことをお昼時間に知らせたらその夜のデートで１枚のディスクを渡してくれたの。

「はい。今日のＮＨＫのニュース。」

「え？どしたの？」

「会社の広報は、一応全部を録画してるはずだと思って。後輩がいるから頼んで、ＮＨＫのニュースをディスクに落として貰ってきた。」

「えーーそんなことしていいの？」

「昼休憩に聞いたからさ。あの後、広報に行って一緒に観て探したけどわかんなくて、任せてきた。撮れてると思うよ。」

　私の車で早速一緒に視聴。ちゃんと使われてた。でもマスクだし、ほんの１０秒ぐらい。『こんな状況（コロナ禍）ですが、今日は来られていかがでしたか？』という質問に『きれいなダリアを見て癒されました。母も喜んでいます。』と模範解答を返す私。こうゆうとき、相手の望む答えを言っちゃうんだよねー。ま、だから使われたんだろうけど。

　ちなみに彼は東京赴任時代、新橋でさんざんインタビューを受けたらしい。わかるー。だって、ザ・リーマンなんだもん。私がインタビュアーだったら絶対にマイク向けるわ。話しかけやすいオーラ出してるし、本当に典型的な管理職風だし。それにカッコいい（と私は主張したい）のでカメラ映りいいと思うし。

　帰国したら（あと２年か、長い・・）、一緒にダリアを見に行けたらいいな。でも彼にマイクとカメラ向けられたら困るんだったわ、そういえば😅