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ドラマ『ONE PIECE』シーズン1を観た

カヤとキスする展開もオレは好きだぜ!

『ONE PIECE』シーズン1を観た。

 平成2年生まれの自分にとって漫画版『ONE PIECE』はド世代中のド世代だ。当時、コミックス全巻はもちろんのこと、筆箱や下敷きも『ONE PIECE』一色だった。上の世代で言う『DRAGON BALL』が、オレらで言う『ONE PIECE』だったのだ。

 そんな自分にとって、このドラマ版は最高だった。元々、漫画の実写化については、ご多分に漏れずネガティブなイメージしかない。改変しまくるとしまくるで「これ、原作の意味ある?」と感じてしまうし、原作に忠実過ぎるとそれはそれで冗長且つコミカルに感じる。そんな不安を蹴散らすように、本作は丁度いい塩梅だった。もちろん、原作で快活なナミが過度にクールだったり、豪快なガープがモンペだったりはする。と言うか、扉絵連載だったガープとコビメッポが結構な縦軸になってるし。ただ、それもむしろ楽しめる要素に思えた。言ってみるなら、多元宇宙の『ONE PIECE』、マルチバースの内の一つって印象。そんなアメコミ的な楽しさで言えば、バギーやキャプテン・クロ、アーロンと言った敵役なんてまさに「よくやってくれた!」と思うほどの再現度だった。素晴らしい。ジャンゴやはっちゃんが居ないのは寂しかったけど、尺の都合もあるし致し方ないよなー。あ、第1話からベラミーやフォクシーの手配書が載ってるのも最高!

 とにもかくにも超良かったです。次作を匂わしてくれるような展開だったし、次シーズンは『GotG』のロケットよろしく動き回るチョッパーに期待します。クロコダイルの登場も楽しみだな〜。どうでもいい話だけど、原作未読の嫁がメリーに対して「あ〜あ、死んだわこいつ」って『グラップラー刃牙』のモブみたいなこと言ってて、「いや、死なんやろ(原作でも死なんし)」と思ってたら、死んでビビった。う……うせやろ?!

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