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ADHDの私が色々試して失敗したり成功したりした話〜通院準備編〜

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ADHDerの皆様、並びにADHDerに付き合わされてる皆様ごきげんよう。

今回もADHDの私が経験したあれこれを伝えていきます。

長年ADHDer、AuDHDerとして頑張ってる人からしたら当たり前のこともあると思いますが、新米発達民や家族、友人、支援者にも伝わればいいなと思って書いていきます。

全てのADHDの人がこれでうまくいくとは限らないし、もしかしたら診断はされてないけど併発してるかもしれないASD的な部分の話かもしれない、不安障害の部分かもしれない。

けれど、ASDや、不安障害などの二次障害を併発する人は多いので、ざっくばらんに書いていきます。

前回の記事はこちら



私の特殊な通院事情

私は月1回の通院以外外出しない超引きこもりです。(コンビニすらUberします。片道15分かかるから…)
言い換えれば、超超超引きこもりでも通院はしないといけない、生存に不可欠なこと。

私の場合、コンサータという処方に制限のあるADHDのお薬を飲んでいるので、家族が代わりに薬をもらってくるというのが出来ません。
オンライン診察でも無理、絶対に本人が直接処方してもらって本人が受け取らないとダメ。

ですのでどんなに外出が怖くて辛くても行くんです。
本当は遠いので転院したいんですけどダラダラ先延ばししているせいで、バスだと1時間、タクシーだと20分くらいの病院に通っています。

一応23区内に住んでいますがバスは1時間に2本しか来ないド田舎。
しかも乗り換えないといけない。
バスって遅れてくるし座席数も少ないし、座れてもスマホ見ると酔うし座席もなんか窮屈だし本当に苦手…待ち時間ずっと立ってるのも体力のない私には本当に苦しい。
東急バスのノッテちゃんがかわいい以外好きな要素なし!(バス好きな人本当にごめんなさい)

ということで私は月に1回だけだから!とタクシーで通院しています。
障害者手帳割引の1割引してもらっても往復7000円前後。医療費は訪問看護と合わせて10000円(上限が1万なだけでもっとかかってます。)で、ADHDとして生きてるだけでこんなにお金がかかるなんて…と思っています。(こういうのもADHD税、ADHD Taxというのかしら)

ただ本当に、バスからタクシーに変えただけでその日や翌日の体調の差が明らかなので、バス通院はもう無理です。

外出が怖い理由の一つは準備にあり

私が何故外出が苦手なのかは、別の記事でお伝えしようと思いますが、その中の一つに「準備が辛い」というのがあります。

・何を持っていけばいいか把握できていなくてパニック
・必要な持ち物が多すぎてパニック
・持ち物がドラゴンボールの様に部屋のあらゆる所に散らばっていて、探すのに時間がかかってパニック
・とにかくパッキングというものがなぜだかめちゃくちゃ苦痛でうわあああああ

パッキングが苦手すぎるので、旅行の時は泣きながらパッキングしています。
本当にやりたくなくて先延ばしして先延ばしして気付いたら夜中で、それでもやりたくなくて当日の朝ドタバタしながら無理矢理終わらせています。
だから当然必要のないものまで入れていたり、大切なものを入れ忘れていたり。

そんな私ですが、色々工夫してなんとか通院しています。
通院ルーティンまで書くとめちゃくちゃ長くなるので、今回はパッキングが少しだけ楽になる私なりの方法をお伝えします。

必要なものは全部ここへぶち込めケース

みなさんは精神科の通院に何が必要か知っていますか?
・診察券
・保険証
・お金(クレカで払える病院もあり)
・自立支援受給者証
・自立支援上限管理表
・お薬手帳
・障害者手帳(公共交通機関の割引のため)

自立支援というのは、精神科定期的に通わなきゃいけない人お金の負担大変だから申請してくれたら1割負担にしてあげるよー所得によって月の上限があるよー、というありがたい制度です。
これがないと私の場合は毎月3万円以上の医療費がかかることになります。
税金を収めてくださってる皆様本当にありがとうございます。

その受給者証と、上限を管理する紙を毎回持っていかないといけないんですよ。
忘れても「次回見せてくれたら大丈夫よ〜」って病院もあるけれど「今回は3割負担で次持ってきてくれたら差額返しますね〜」って病院もあるのなので忘れずに持っていくべし。
保険証とかもそうですよね、定期的に通ってるのに持ってこないと10割ってきっちりされてる病院があるのと同じ。

そんなこんなで毎回何かしらを忘れてた私ですが、良いものに出会いました。
それは母子手帳ケースです。

そう、母子手帳ケースは、母子手帳や診察券、お金、領収書、赤ちゃんのエコー写真、ペンなど色々なものをまとめてぎゅっと持ち運べるケースなんです。

この中に、通院に必要なものを全部まとめて入れておくんです。(手帳はタクシーやバスで使うから別の取り出しやすい所に入れてるよ)

今まではポーチに入れたりもしてたけど、お札や小銭も入れられるので、受付で財布出してポーチ出して〜とアタフタしなくて済みます。(財布編で書きましたが私は会計時のアタフタがとにかく苦手)

「保険証と領収書と処方箋とお釣りのお返しでーす」って一気に返される時に、一つのケースにドバっと入れられるのもすごく良い。

財布編で書いたようなガバっと開く小銭入れの形はしてませんが、小銭入れがめちゃくちゃ大きいので小銭が探しやすい。
それにケース自体めちゃくちゃ大きいので、とりあえず慌ててお札出してお釣りの小銭がパンパンになってもそんなに支障がないんです。

私はAPDと言って、聴覚に異常はないけれど人の声が聞き取りにくい障害があるので、口頭で「〇〇円です」と言われると聞き取れないこともしばしば。
そういう時は面倒くさいので大きいお札を出しちゃうこともあります。(何回聞き直しても聞こえないんじゃー!)
だから小銭がたっぷり入る仕様は嬉しいです。

因みに最初見つけたのはベビザラス。
おもちゃが好きでトイザらス&ベビザラスによく行ってたので偶然の出会い。
子なしの私には必要ないものだと思っていました。

ただ、デザインがベビー系というかなんというか…今使ってるミッフィーちゃんのも飽きてきたし買い替えたいけどなかなか見つからず。

シンプルな、性別問わず使えるのはこのあたり?
色々調べてみてください!


何を用意すべきか丸わかりリスト

準備に時間がかかる要因の一つに、持ち物の把握ができていないことがあります。
毎回同じものを持っていけばいいんですけど、毎日のことではないのでいつも何かしら忘れてしまうのです。

実際外出するとなると、必要なものを全て詰めた母子手帳ケースだけだと私の場合は物足りない。
帰りに寄り道してお買い物するかもしれないからエコバッグ、飲み物を持ってないと不安症状が出ちゃうので水筒、天気が悪いと傘、などなど。

そういうのを毎回頭で考えてたり、都度リストアップするとどうしても私の場合は漏れがでてしまいます。

そこで、通院時に必要なものリストを作りました。
Canvaで作成しています。有料素材が可愛いので課金してますが、無料で使えます。(どハマリ注意!)

必要なものは人それぞれ!



印刷して見えやすい場所に貼るでも良し(ラミネートしても良いかも?)、私のようにipadにADHDのライフハックを集めたものをgood notesで一元化するも良し。

ここまで凝るのが面倒くさかったら、メモアプリに書いておくだけでも違いますよ!

準備する時間を決めておく

何事も早め早めにやっておくのが良い、それは分かっているんですけども…パッキングしたくないしたくないしたくない!

でもね、私の経験上、前日に準備して、当日確認すると外出のハードルが下がることがわかっているのでなるべく前日に準備するようにしています。

しかし!体力のない発達民よ!前日の寝る前にやってはならぬ。
何故なら睡魔とめんどくささと戦わなければいけないからだ。
私は前日は訪問看護以外予定がないので、13時になったら準備をしようとなんとなく決めています。
忘れちゃうのでアレクサやリマインダーに突っ込んでおくと気が楽ですよ。

そして当日着ていく服の用意も忘れずに!
私はお風呂からでたら当日着ていくものを着て寝ます。
少しでも準備してる時に辛くなりたくない…!

お洋服選びのコツなどもあるのでいずれお伝えしたいと思います。

皆様も素敵通院ライフを!

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