人生最大のチャレンジ
私は、小学生までは、とっても暗い子供でした。
友達もいなくて、グループになる時も、どこに入ったら良いのかわからなくて。
クラスで静かな子と、紙工作クラブに入っていました。
運動神経もなくて、いつもビリ。
おまけに、何か任されると、自信がなくて逃げ出すことも多く、日直の仕事も最後までやらずに帰ったこともあります。
だから、卒業アルバムのランキングで、責任感ない人第一位に選ばれました。
そんな私は、友達との人間関係に悩みながらも、地獄の中学受験を経て、なんとか女子校に入学。
そこで出会った、ダンス部。
希望の部活名を各書く用紙が配られた時、友達が作れなかった私は、誰にも相談せずに、用紙に書きました。
「ダンス部」希望
と。
今まで、ずっと陰に隠れて、自分の感情に蓋をしながら過ごしていたから。
だからかな。
ダンス部で、踊ることの楽しさ、自分を表現する楽しさ、言葉なんてない、踊ることで表現できることが、どれほど爽快だったか。
そこから、ダンスの魅力にハマりました。
中学、高校と、6年間ダンス部を続け、大学でもダンスを続けましたが、いつも、アダルトチルドレンとしての生きづらさが、邪魔しました。
それはまるで、親が監視しているような感覚に似ていました。
思いっきりダンスをしたいのに、ダンサーになる夢があったのに。
どこかで、誰かに、監視されているような感覚に陥り、思いっきりダンスの世界に飛び込むことが出来ませんでした。
いつしか、周りのダンサーと比べては、自分なんて、踊る価値はないんだ、自分なんてセンスがない、ダンサーになれるわけがない、辞めちゃえ!って声が頭の中に、毎日にように鳴り響いていました。
それから、パタリと、ダンススタジオに足を運ぶことさえできなくなり、ダンスを辞めました。
それからは、自分の生きづらさと向き合う日々。
なんでこんなに生きづらいんだろう。
なんでこんなに、自分のこと責め続けるんだろう。
どうしてこんなに、自分に自信がないんだろう。
どうしてこんなに、自分のことを信じることができないんだろう。
どうして、どうして、、、、。
急性胃腸炎で胃腸を壊したり、万年不眠症が加速したりと、体の不調もありながらも、こんな生き方嫌だ!っていう思いだけで、なんとか、生きづらさから抜け出すことができました。
(なんで抜け出せたのかは、過去の記事にありますが)
そこから、結婚、出産と、ダンサーになる夢は、完全に絶たれました。
今でも、昔のダンス友達が、活躍している情報を耳にしたり、テレビをつけた時に、有名アーティストの後ろで輝かしく踊っている友達を見ては、自分には届かなかった夢だ、自分は才能がなかった、自分なんて、踊る価値はなかったんだって責める時もあります。
でも、今、アラフォーという人生後半の年齢に差し掛かった今、家族でダンスやミュージカル、歌、舞台芸術を楽しむことができていることが、とても嬉しいのです。
なんだか、まとまりのない文章になりましたが。
プロになるだけが、ダンスじゃない。
プロにならなくたって、ダンスを楽しんでいい、ダンスしたっていい、自分なりに楽しんいい、そう思えたから。
だから、私は、この年齢になって、チャレンジをしています。
10月27日、東京で、ダンス自主公演をします!
こうして生きづらさを克服できた先に、自分の夢に向かう姿を、ぜひ応援して欲しい。おこがましいけど。
誰かの背中を押す、そんなきっかけになれば嬉しいな。
この年齢で、ゼロから舞台を作り、キャストを集め、劇場と契約をして、演出を考え、振り付けをし、やることたくさんで、正直、心折れる毎日ですが。
私は、集まってくれたキャストと、全力で、頑張ります!!
出演者と、お客さんと、一緒に楽しい時間を過ごせることを叶えたいです。
詳細決まり次第、また、お知らせさせていただきますが、10月27日、日にちを空けておいてもらえると、とっても嬉しいです♪^^v
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?