見出し画像

関節を意識する

腰の痛みはだいぶ良くなったのだが、骨盤の歪みが前からずっと気になっていたので、この機会に身体にしっかり向き合おうとネットで見つけた近くの整体のようなところに行ってみた。
でも行ってみると、そこは整体ではなく、だからマッサージをしたりボキボキっと治療したりするところではなく、ちょっと不思議な空間だった。(正直、何の治療をしているのか怪しかった。。。)

そこの先生は「まず自分の身体を知ることが大切」だという。
自分の身体がどのように曲がっていて、どこに違和感を感じるか、左右の感覚がどう違うかをじっくり見つめることからスタート。ゆっくり1時間ほどかけて、現状の身体の歪み、違和感をチェックした。
そして最後に先生が、少しだけ足と腰に手をあてて歪んだ関節を動かして調整してくれた。
どうして手を当てるだけで関節が動くのか不思議でならなかったけれど。。。

でも、私がその先生の教えで腑に落ちた点は

①痛みが出ている部分だけ治しても意味がない
②痛みが出ているところが直接の原因ではないことが多い
③身体は全て繋がっている

実は腰に痛みが出た時も、その痛み¥は膝から来ていると感じていた。
でも実は、その膝の違和感も骨盤の歪みが原因で、私の場合は体の左半分に重心が乗っていて、右半分はぶら~んとした状態だそう。
だから根本となる歪みを治していかないと、腰だけ膝だけ治療しても治らないという。

そして最も興味を持ったのは、関節は全て本来は意識して動かすことが出来るとのこと。
私たちは例えば「上から7番目の背骨を意識して」と言われても、どこか分からないけれど、それは感覚が麻痺している状態で、本来は一つ一つを意識することが可能だそう。肘や膝の関節を簡単に動かせるように、全ての関節を本来は動かすこともできるという。そして昔の武士たちは、それが出来ていたとのこと。

そこまで意識を持つことはすぐには難しいけれど、自分の身体の動きに集中してみる時間をとることが大切だと教えていただいた。難しいけれど、毎日、足先から首までストレッチしながら、今日の体の動きをチェックする習慣をつけようと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?