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読書は極上のエンタメ

子どもの頃は、純粋に楽しいから、好きだから本を読んでいた。
シリーズ本に読みふけったり、同じ本を繰り返し繰り返し読んだり。
なのに最近は、読書を視野を広げるために義務感のように読むことが増えた。それはそれで大切なことであると思いつつ、少し寂しさを感じていた。

今まで私は、ビジネス書や啓発本のようなものをほとんど読んだことがなく、小説やエッセイが大好きでその物語の世界に浸るのが好きだった。
50歳手前にして初めて、経済的な自立を目指して模索している今、読む本の7~8割がビジネス書や啓発本になってしまった。

でも本来、読書はエンタメの1つであって、勉強だったとしても楽しくないと続かない。
そこで週に3~5冊くらい読む本のうち、1~2冊は好きな小説やエッセイを混ぜることにした。エッセイだと、ちょっとした休憩時間にちょこちょこ読めるし、とても良い気分転換になるようだ。

そして気づいたことは、ビジネス書を読むようになったら、小説、特に昔から読み継がれているような小説には、生きるためのヒントが散りばめられていることがあるということ。
ビジネス書のように、その点にフォーカスして書かれているのではないが、主人公の人生にその要素を読み取ることが出来るようになってきていること。

「読書は鎖のように繋がっている」感覚、今まで積み上げてきたものが、ふと頭の中で繋がる感覚を初めて体験した時、読書の楽しさがさらに広がった。
これからも、今まで手を出さなかった分野の本も含めて、色々な本と出会っていきたい。

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