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GO WILD #その1野生の動き

名著『脳を鍛えるには運動しかない』の著者が書いた本『GO WILD』
この本が、これからの私の生き方を、もう1度見直すきっかけをくれた

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人間は狩猟生活をしてきた歴史の方がはるかに長く
ヒトの体は、その生活をベースに進化、システム化されている。
だから、自然の中で野生の身体感覚を取り戻すことこそ、
脳を刺激し、幸福を味わうことができると説いている。

自然は、わたしたちに寛容ではなく、むしろ無関心でひたすら強大だからこそ
その困難に満ちた世界で、筋肉と神経をフルに使って走ること
そしてその困難を乗り越えた先に得る小さな勝利が、
わたしたちを精神的にも充実させてくれる。

私はまだトレイルランニングを始めたばかりだが、
ここ数年、毎朝、山に囲まれた公園で犬と朝、1時間ほど散歩を楽しんでいる。
その公園は自然豊かで、平らな道はなく、常に傾斜していたり、
春は花が咲き虫が飛び回り、夏は背丈ほどの草木が生い茂り、秋は紅葉やどんぐりが実り、冬は霜がおりて落ち葉が舞う。そんな四季折々の変化に富んでいる。
また、雨の日はぬかるんだり、台風の後は木々の散乱していたり。。。
そんな中を歩いたり、愛犬と走ったり、友達と語らいながら歩くだけで、
心から開放され幸せを感じる。
これは、東京の新しい商業施設に行ったり、素敵なレストランに行ったりするのとは
次元の違う幸福感だと思う。そう、私にとっては最上級の喜びだと感じる。

この本は、こういう幸せが、本来ヒトが持っている感覚であるということを、私に気づかせてくれた。
だからこれからは、自分のための時間を、色々なフィールドに行ってトレイルランニングを楽しむことに使っていこうと思う。


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