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クリエイティブの最上位はファッションであるべき

デザインカテゴリーを境界線とし見渡した世界での私見です。


23歳の時に美大も専門も何も土台がない無学の状態でインテリアの世界に足を踏み入れました。
ファッションの世界で生きていきたいとぼんやり考えていたのですが
ふと気付いたことがありました。


日本はこんなに格好いい世界中のブランドがいつでも見たい時
欲しい時に手を伸ばせば届く距離に存在するのに
その洋服たちを見る空間って何故こんなにもダサいんだろう。


ダサいという言葉で整理するのは語彙力がありませんが
空間がとにかく格好いいと思えなかったんです。
海外のショップはあんなに見惚れるほど素敵なのに


それが唯一のきっかけであり忘れることのない初心です。
自分がそんな空間を変えたい、洋服を愛するからこそ洋服を違う手法で
作り上げたい。
空間が成り立ってこそ洋服がスポットライトを浴びる主演のように。
そのためのインテリアが存在する、それでいい その仕事がしたい


今でも変わらない考えは
ファッションに勝るクリエイティブは存在せず

それがこの仕事を続けられる原動力でもある

憧れの誰かの背中を追い続けるような
いつか追いつきたいけどまだまだ遠い
そう思って挑み続ける気持ちが私にとって大事であり
空間を造ることで人々が集いコミュニケーションが活発になり
次の歴史が作られる
その瞬間を造り携われるのが今の仕事だと


紆余曲折の心情がありましたが結局は消費者側でいいと今は思っています。
次はどんなクリエイティブが生まれるんだろうとワクワクしていることで
十分楽しいですね。

日々纏えるクリエイティブって他にはないですしモチベーションに直結。
こんなにワクワクさせてくれる存在って他にはないんじゃないでしょうか。


それだけ熱弁するなら余程ファッションに詳しいんでしょうね
と皆さん思うでしょうが知識とは別の視点で傾倒しています。
別にお洒落に見られることを重要とはしてません。
知識があればブランドを知っていればお洒落ですか?格好いいですか?
知識があることで無駄なフィルターがかかりクリアに見れなくなるので
必要最低限の情報のみで自身の審美眼しか信じないようにしています。


よく見かけるのが
SNSで自分が使用している高スペック一眼レフの型番や
レンズのなんちゃら蘊蓄をしっかり雄弁に書いて
まるでプロ並みを自負するかのような自信たっぷりだけど
それでこんな写真しか撮れないのか
スマホで十分ですよ、あなたのそのレベル笑
いや、スマホでも勿体無いかも
と突っ込みたくなる人。


なので詳しいぜ的な感じで話してくる人は苦手でそういう人も
もれなく洋服に着られてるのもあるあるです。



話は飛びましたがd'oresとしての人格形成にはファッションが根源に存在してます。
特にこの件を誰かと語り合いたいわけでもなく
偉そうな題名を掲げて書いてますが
初回の投稿通り書きたいことを書いてもういいかなと思ったらそこで
終わりにする
そんな感じで今後も書いていきますので宜しくお付き合いください


今年最後の更新の予定ですが気分によってやるかもしれません。
気分って大事ですからね


takumi@d-ores.art


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