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これさえあれば、お誕生会は大成功!絶対盛り上がるおすすめアイテムとは?

小さい子からティーンエイジャーまで、大歓声!

ズバリ!「ピニャータPinata」
オーストラリアのお誕生会でもよく使われるアイテムです。このピニャータを高いところに吊るして、子ども達がたたきます。壊すと中からお菓子やおもちゃがでてくるものです。
今回はこの「ピニャータ」について、歴史や使い方を説明します。

メキシコのお祝いごとに使われる

「ピニャータ」って何?

ピニャータにも歴史がありました。
マルコポーロがシルクロードを旅の途中、中国でお正月のセレモニーを見ました。牛やバッファローの形どったものを色紙で囲み、中に穀物の種を入れ、たたいてぼらまく。それを燃やした後、灰や残りものは新年の幸運を導くとされていたようです。

それをイタリアに持ち込みました。「レント(日曜を除くイースター前の40日間)」のお祝いに使い、始めの日曜日を「Pinata Sunday」と呼ぶようになったそうです。
言葉の由来はイタリア語で「Pignatta」→「Fragile pot( 壊れやすい鉢)」の意味。はじめは粘土の鉢をつるして割っていたからでしょうか。

このお祝いがスペインに渡り、そしてスペインの宣教師が北アメリカへ。布教のためにピニャータを使ってクリスマスのミサをおこないました。
7つのポイントがある星型のピニャータは、7つ大罪で 嫉妬、怠惰、暴食、貪欲、欲望、怒り、自慢とあり、ピニャータを壊すと、罪も破滅するとされました。中からごほうびがでてくることで、罪を許し、新しい始まりと意味されたそうです。
(参考文献:Vale Magazine  https://thevalemagazine.com/2021/11/15/the-true-history-of-the-pinata/

お誕生会で使う「ピニャータ」

オーストラリアでもお誕生会で、盛り上がるゲームのひとつとして「ピニャータ」をよく使います。息子の誕生日にも本人の希望で使いました。

恐竜ピニャータ

「恐竜」をテーマにしましたので、恐竜のピニャータ。ちなみにこちらは13ドル(約1150円 1AUD=87円)、50ドル(約4350円 1AUD=87円)位するものもあります。

デザインはもちろん、たくさんあります。数字の形もあるので、お誕生日の年に合わせても、うちのようにテーマに合わせても、あるいは、子どもの好きなキャラクターで選んでもいいですし、色々です。

中身はどんなもの?

さて、中身ですが、初めて購入した時、持ち上げてみてびっくり!「軽い!」その時初めて、中身は別なんだ~と気が付きました。はい、中身は入っておりません。箱だけです。中身は自分で用意します。

ピニャータの側面に1か所、穴が空いています。そこに小さい飴や、チョコレート、お菓子を入れます。また穴に入るぐらいの小さいおもちゃでもいいと思います。入れるものは何でもいいのですが、暑い日にチョコレートは溶けてしまうのと、たたかれて、下に落ちるので、ビスケットを含む壊れやすいものは避けたほうがいいかもしれません。

これでボーイズ7人分
ここからお菓子を入れます

恐竜くんのお腹がいっぱいになったところで蓋をします。市販の物にはシールが付いているのでまた張り直して、上からさらにテープで止めるのがいいでしょう。

こぼれないようにね

たたかれる~!!!

さあ、いよいよ出番です。ピニャータをどこかに吊る下げます。うちは外の木の枝にしました。ここでピニャータがたたかれていくのですが、壊れる前にひもが切れないよう、しっかりしたひもで吊る下げてくださいね。

たたくものは、木、プラスチック製の棒、簡単に壊れないものだったら何でもいいと思いますが、長さは60㎝位、あったほうがいいと思います。使う子ども達の年齢に合わせて決めてください。

たたく方法ですが、日本のスイカわりのように目隠しをするのが普通です。立ち位置を決め、そこから数歩、歩いてバン!といった感じです。
大きい子ども達には立ち位置で数回、回ってから出発です。もう方向感覚がおかしくなっているので、とんでもない方向へ歩きだします。そこがまたおもしろいところで、周りのみんなは「右ー、左ー、まっすぐー」と言葉でおしえてあげます。

気を付けないといけないことがあります。棒を持っている子がいつ棒を振り落とすかわかりません。大事には至りませんでしたが、過去にたたかれてしまった子がいました。周りは十分スペースを空けること、小さいお子さんには十分注意して下さい。

「もうちょっと後ろよー」

大興奮はじまり!!

順番でたたかれていくとやはり穴が空き、そこから壊れやすくなり、しまいには大きく壊れ、中に入ってた物がザーと落ちます。そこからが大変な事になります。想像できますよね?

同じエリアに子ども達が集中すると事故やケガにつながり、危ないです。わたしはピニャータをたたく前にルールを決めました。
ほぼ壊れ、落ちそうになったところでストップ、後はわたしが広い範囲にばらまいてから「よーいスタート」で拾いにいくこと。

大興奮はあっという間に終わります。これも想像できることでしょう。
いっぱい集まった子はそうでない子におすそ分け、そんな声かえもしつつ、みんなが楽しかったと思えるお誕生会になるように。

恐竜くんお疲れ様でした

どこで買える?

日本でも買えるのか?と調べてみましたが、わー買えますね。アマゾンや楽天市場でも売っていました。それでも、どうせゴミになってしまうのなら、作ってもいいかもしれません。わたしも作ったことがあります。作り方は完成しだいここに載せますね。

おわりに

お誕生会、子どもにとっては大大大イベントで、呼ぶほうも呼ばれるほうもワクワクです。企画や準備、もちろん出費も大変ですが、我が子やゲストの楽しんでいる姿をみれたら満足ですよね。
「ピニャータ」はさらに特別な会になる手助けアイテムになることでしょう。






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