私のままでいられる場所
笑顔でいないといけない。
母親として、妻として、ひとりの大人としての役割は果たさないといけない。
体調悪いは通用しない。
やるべきことはやらないといけない。
元気なふりをして、薬を飲んで症状を誤魔化して、平静を装う。
現実はこんなものだ。
だから私は、SNSで気持ちを吐き出す。
つらい、苦しい…ネガティブな気持ちを吐き出す場所がSNSだ。
SNSに書き込むようになったのは、精神科の主治医の勧めでもある。
苦しい気持ちは溜め込まないで吐き出す場所を作ること。
本当の私は、うつ病を患っている人間だ。
もともと元気ハツラツなタイプでもない、ネガティブがベースのうつ症状や希死念慮に苛まれている人間だ。
普段は笑顔や元気の仮面をつけているだけ。
弱音を吐くことも滅多にない。
そんな私には、SNSは必要な場所だ。
病んでる自分でいられる場所。
ありのままの自分でいられる場所。
そんな場所を日々求めている。
日常を笑顔で元気に過ごすために。