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コラム14 種牡馬

【コラム14 種牡馬】
お父さん馬のことを「種牡馬」と言います。一流種牡馬の種付け料は千万円を軽く超え、超一流種牡馬だと2千万円に達します。中でもディープインパクト(2019年没)の種付け料はピーク時4千万円に達し、年間180頭くらいの子孫を残した年もあります。

最近でこそ日本産馬が人気種牡馬になっており、ディープインパクトの仔が欧州のクラシックを勝つ等、世界的にも日本産馬の評価は上がっています。実際、2023年の獲得賞金トップ10の種牡馬のうち9頭が、同トップ20では16頭が日本産馬です。しかし、以前は一流種牡馬といえば外国産馬でした。

そこで昔は日本産馬を父親に持つ馬は「父内国産馬」と呼ばれ、父内国産馬だけのレースもありました。逆選別とでも言いましょうか。
それでも、初代アイドルホースとも言うべきハイセイコーの息子カツラノハイセイコがダービーに勝ったり、トウショウボーイの息子ミスターシービーが三冠馬になったりするなど、一定の活躍もありました。それでも全体では、輸入種牡馬優勢の時代が長く続いていました。

なお、昨年の種牡馬ランキングは貼付の記事をご参照下さい。
種牡馬ランキング その1|dorayaki (note.com)
種牡馬ランキング その2|dorayaki (note.com)


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