種牡馬ランキング その1

今日は種牡馬ランキングのことをお話しします。過去に遡ると、大種牡馬が一定期間首位に君臨する特徴があります。ここ50年を見ると、テスコボーイ(1978〜1981)、ノーザンテースト(1982〜1992)、サンデーサイレンス(1995〜2007)、ディープインパクト(2012〜2022)などです。

もう一つの特徴は、2008年以降、日本馬が首位に立つことです。アグネスタキオン、マンハッタンカフェ、キングカメハメハがつないで、ディープインパクトが登場します。一昔前までは、輸入馬と国産馬の間には種牡馬価値に大きな差があったことを考えると、いまの状況には隔世の感があります。

2013〜2022年までの10年間の種牡馬ランキングを眺めると、上位馬は少数に限られます。特に2014〜2018年の5年間は、ディープインパクト、キングカメハメハ、ハーツクライの三強、その後はディープインパクト、ハーツクライ、ロードカナロアの三強時代が続きます。いずれも日本馬です。過去10年の成績をまとめると以下の通りです。
・ディープインパクト1位10回 代表産駒コントレイル
・ハーツクライ2位2回 3位5回 同スワーヴリチャード
・キングカメハメハ2位5回 3位1回 同ロードカナロア
・ロードカナロア2位3回 3位1回 同アーモンドアイ
・シンボリクリスエス3位1回 同エピファネイア
・ステイゴールド3位1回 同ゴールドシップ
・ダイワメジャー3位1回 同レシステンシア

明日、続きを投稿しますが、種牡馬界も2023年に新時代に突入しました。


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