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宗教と社長 その5

・・・気がつけばnoteを4ヶ月くらい放置してしまった・・・

どんな続きを書けばいいか確認して再び再開します。
前回は入社した広告代理店の社長が宗教にハマっていたので
やめて外食産業の会社に入りレストランチェーンの店長になった話でした。

・・・ところが3年勤めたある時にまたもや社長が霊能者らしき女性を連れて
各チャーン店を回り始めた。そして店のある方角にお札らしきものを貼ったりして回った。それぐらいならいいのだが、なんとその社長はこれまでポリシーとしていた自分で考えたメニューを変え始めた。それはその霊能者の女性の助言をそのまま鵜呑みにした形だった。
これまではアメリカンスタイルのレストランとして地方のレストランとしては斬新で正直お客様も多く、経営は上向きだったと思う。しかしメニューに天ぷら定食など和食を取り入れるようになった。厨房は洋食の経験者しかいなかったし、
厨房の器具や構造も洋食レストラン向けだったので作業的にも非常に混乱を招いた。

ここで気づいた。
 そうか経営者は何かしら宗教を信じないと夜も眠れないほど不安でしょうがないものなんだと・・・

全ての経営者がそうではないかもしれないが、おそらく何か信じるものが必要なんだと思う。社員を抱えて毎月の給料を払うというプレッシャーには打ち勝てないのだもしれない。(あくまでも私の感想だが)

決して宗教は悪いとは言っていない。
宗教を信じてここの安静が得られるのならいいかもしれない。

ただ僕は以前の記事にも書いたように統一教会という宗教に携わった5年間を
早く忘れたかった。
だからこの時(私が20代後半のころ)は、宗教に対してかなりアレルギー反応があった。
まもなくこの会社もやめ、次の会社でようやく落ちついた生活を得ることになる。そして結婚、子供ができ40代後半の海外投資による資産形成でセミリタイヤするまで普通の生活を得ることになる。

・・・とりあえずこれで私の宗教、つまり統一教会に対する話は終わりにしたい。これは備忘録として残しておく。


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