【辞書】ミクロ経済学基本理論一覧①

ビジネスの基本理論は経済学にあるので、今回からミクロ経済学・マクロ経済学・行動経済学・ゲーム理論などをまとめていきたいと思います。

参考文献

非常にわかりやすく、初学者におすすめです。

限界効用・限界費用

▼ 限界効用
財を消費するあたりの満足度
限界効用は常にプラスで、逓減する性質がある
つまり、財を消費すればするほど下がる
Ex) ビールは1杯目が一番美味しい

▼ 限界コスト

財購入あたりの金銭・機会費用

▼ 最も満足度の高い購入
限界効用 = 限界コストの時、効用は最大化する

需要・供給曲線

▼ 需要曲線
価格が上がると、需要が増える
消費者の可処分所得が増えると、需要が増える

▼ 供給曲線
価格が上がると、供給が増える
生産コストが下がると、供給が増える

需要・供給の弾力性

▼ 弾力性
Bが変化した場合の、Aの変化のしやすさのこと
式) Aの変化率/Bの変化率

▼ 需要弾力性
価格が変化したときの需要の変化のしやすさ
需要弾力性が高い = 価格が上がると需要が落ちやすい
ボールペン等の生活必需品は価格が上がると、需要が下がりやすい(弾力性が高い)

▼ 供給弾力性
価格が変化したときの供給の変化のしやすさ
需要弾力性よりも緩やか

所得効果

所得効果とは次のような効果のこと
① 可処分所得が上がる
② 別の財を消費する余裕が生まれる
③ 最初の財に対する新鮮さが増す
④ 限界効用は逓減しにくくなる

正常財・劣等財

【正常財】
所得が増えると、限界効用が向上する財
(普通は正常財)

【劣等財】
所得が増えると、限界効用が低下する財
Ex) 牛肉
① 所得が上がる
② A5ランクの肉が食べられる
③ スーパーの安いステーキ肉が美味しくなくなる

代替効果

財の価格が下がると、需要が上がる現象
→  安売りしたら、販売個数が増える現象
また、価格に対する可処分所得が高まるため、所要効果も作用する

クロスの代替財

【代替
需要の代替を引き起こす財のこと
Ex) 焼酎は日本酒の代替財

【クロスの代替財】
ある財の価格変化が、別の財の需要に変化をあたえること
Ex) 日本酒の値上げによって、焼酎の需要が増える


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