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『最愛』ロスが今から恐ろしい。ラブとサスペンス、緊張と緩和のベストバランスに塩味トッピング。

みなさん、塩ですか?ソースですか?

わたし、今期のドラマ見てて、一つ気づいたことあります。圧倒的に塩顔好きなことを。

言葉にして、塩だのソースだの、考えてことなかったんですけど、最愛のだいちゃんこと松下洸平にこのアラフォーの胸が「トウゥクンッッ❤️」ってなりました。ほんと久々のときめき。

で、気づいたら最近、柿本佑とか、星野源とか、ドラマに起用されがちな塩顔たちに、ことごとくもってかれてるんですよ。

そして満を持して、キングオブ塩顔、松下洸平です。新井順子Pは、キャスティングもほんとにうまいですよね。(でもMIU404に出てた時は完全にスルーしてました、、、)

特にまだ最愛ご覧になっていない方、今すぐTVerで第6話の37:30からの4分の大ちゃんと梨央のシーンだけでも見る価値あるんで見てください。

『勝手に決めんなぁっっ!』のところ、もう切ない切ない。

ちなみに、最愛を繰り返し見すぎてるわけですが、この流れで、松下さんが出てるリモラブもちょいと見たのですが、大ちゃんとのキャラの落差がすごくて、とりあえず一旦やめて、いまは大ちゃんに集中します!

今回は最愛の好きなところをば。

低視聴率だそうですが、最愛はとてもいいドラマだし、数字なんかに振り回されないで!チームの皆さん!!

新井順子Pで、オリジナル脚本のラブサスペンス、面白くないはずないのに、、

このドラマのプロデューサー新井順子さんは、「Nのために」「リバース」など、TBS金曜枠をよく担当されてますよね。これら湊かなえ作品は当然の如く面白く、そしてキャストもいつもいい。Nのためには当時まあ無名だった賀来賢人とかね、どっからやってきたイケメンかとおもった当時。やっぱりテレビで見慣れすぎていない俳優を使うキャスティングも見どころです。

野木亜紀子さん脚本のアンナチュラルも、MIU404も担当され、今の日本がかかえる社会課題なんかを反映したストーリーがすごくよかったし、エンターテイメントとして面白いので好きだったなぁ。当然今回の最愛もテイストはこれらのドラマに近いので、好きだった方は言わずもがなみているかもしれませんが、はまります。

動画再生数も歴代一位をとってるらしく、人気はあるんですよね確実に。でも低視聴率っていわれてしまい、視聴者からしたらどーでもいいんですけど、作り手からしたら大事な指標なのでね、なんとかならんですかね。この視聴率主義のテレビ業界は。

ストーリーのラスボスの描き方がいつもせつない

新井Pが手がける「わたし定時で帰ります」も、地味なんだけど見続けてた。なんだろう、わた定で言うところのやばい上司のユースケサンタマリアとか、MIUのくずみ(菅田将暉)とか、どの作品にも共通するのは闇の描き方がうまいんですよね。なぜ闇を持ったのかという背景がいつも切ない。

今回の最愛も、たぶん全員愛する誰かのために行動してるがゆえの犯罪なので、このへんも見どころ。

新・吉高由里子

で、吉高さん。

今回は吉高由里子のサスペンスが見たかったから、とのことで作った作品とインタビューでかたってましたが、大当たりだよ荒井さん。

吉高由里子って、ハイボール娘的ふんわりでれっとしてる役がはまるけど、今回はシリアス中心、なのに、鉄板焼き屋で素にもどるところのギャップがいい。吉高由里子の新境地といってもいいくらい、大事なもののために好きな人との気持ちを断ち切る姿に、切なくなります。そして役の幅広いなって思うわけです。

蛇にピアスの井浦新との再共演なので、久しぶりにあの映画みましたが、吉高由里子は彼女が持つ空気感はどの作品でも共通していて、それがいいんです。可愛らしい女優はおおいけど、この年代で、可愛いけど、色っぽい雰囲気もはまるのは吉高さんの右に出るものはいない、かもしれない。

ずるすぎる岐阜弁

わたしは関東出身なんですが、方言に対してはちょっと一歩引いてしまうというか、入れない壁みたいなのを感じてしまうんで、方言がすごく強い人はちょっと苦手なんです。

だけど、岐阜弁はもう可愛すぎる!!!

君の名は。で、岐阜弁はなんとなくこんな感じねって聞いてはいたけど、吉高由里子と松下くんのこの岐阜弁のやりとりはほんとーにキュンキュンですわ。

ずるいー!わたしも白川郷に生まれたかった、そして大ちゃんの寮の娘で出会いたかったぁーー!ってくらい、岐阜弁ファンになりました。

「好きやよ」

くぅぅっ!!脳内で何度もリピートしとります

そして、主題歌宇多田ヒカル

15年ぶりに再会した二人は、悲しくも刑事と容疑者という立場にあるんですが、この曲がかかる時は、初恋の相手に戻って、話をするんですよね。ほんと、この曲のタイトル通りですが、本当は大好きなのに、、という感情が押し殺されつつもあふれでる的なやつわたし大好き。

宇多田ヒカルのドラマ主題歌で感動したのは、ごめん愛してるのForever moreです。あのドラマは、この曲がかかるシーンが毎度本当に良くて、屋外で長瀬智也を膝に乗せて、吉岡里帆が子守唄歌うシーンでForever moreが流れたときのことはいまでも記憶に鮮明。

今回の「君に夢中。」も、予約済み。11月26日発売だそうですので、今から楽しみです。

来週から、第七話と後半に差しかかりますが、ますます楽しみ、かつ今から終わってしまうのが惜しいなぁとロスが心配です。笑

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