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ドラると 妄ツイ
2024年7月13日 20:02
11月初旬乃木坂高校では、既に文化祭の名残は無くなり、次の行事に向かって、慌ただしく動いていた。特に生徒会が。昼休み大園: まゆちゃん、選挙規則の方はまだですか?田村: え?もうちょっと待って!今はまだ、今朝の会議の報告書を作ってるから!大園: 分かりました。では、こちらで仕事を請け負いますので…中田: あ、待って、桃ちゃん。それはマズいかも。パクッ大園: なぜで
2024年7月16日 20:20
乃木坂病院○○: こんばんは。幸村: あら、深川君。お見舞いですか?○○: はい。お願いします。幸村: かしこまりました。では、こちらをどうぞ。○○: ありがとうございます。生徒会の助っ人となり、一緒に仕事をし始めたその日のバイト終わり、○○の姿は乃木坂病院にあった。幸村: 今日も呼ばれたんですね笑○○: なんか、寂しいらしくて笑。日中の様子はどうですか?幸村:
2024年7月19日 20:05
生徒会室灰崎: 田村さん、今日の会議の準備はできてる?田村: バッチリだよ!灰崎: なら、最終確認をしようか。田村: はーい!桜井: なぁちゃん。引き継ぎ資料はどのぐらいできた?七瀬: ん〜やっと4割ってとこや。歴代から引き継いできたもんが、中々面倒でな〜中田: 笑、曲者が多いからね、歴代の副会長は。桜井: そっか。でも、もう4割なら良いペースじゃん。七瀬: ま
2024年7月25日 20:17
日曜日の朝この日、とある即席の会場で、1人の男を奪い合う女達の熾烈な争いが繰り広げられる。第1回"○○の胃袋をガッシリと掴む最高の料理上手決定戦"(美月が考案、珠美は賛成、紗耶は苦笑い、飛鳥は嘲笑、理々杏は知らない)この戦いに参加する者達は、およそ1週間の準備期間を経て、この日の朝を迎えた。それぞれで、やってきた準備や当日の朝の行動は違っていたが、ずっと強く持ち続けていた意思
2024年7月30日 20:07
○○: じゃ、始めようか。この○○の言葉で、全員が準備を始め、すぐに舞台が整う。さくら: そ、それでは…えっと……○○: 笑、端折って良いよ。美月: ダメ!せっかく考えたんだから!さくら: …ならお姉ちゃんが代わりに言って。美月: しょうがないな〜笑飛鳥: とか言いながらニヤけてんじゃん。自分で考えた大会名を、ドヤ顔で言いたいだけでしょ笑美月: そ、そんなことない!
2024年8月4日 20:13
○○の家で行われる熱き戦い。第1回○○の胃袋を………いや、料理対決。現在、飛鳥と珠美の料理は、既に審査員達が実食済みであり、キッチンで理々杏と紗耶が料理中。そして、待機部屋には、まだ料理をしていない美月と、その話し相手になっている、司会進行のさくらと、飛鳥と珠美がいた。また、リビングには、審査員である○○、日奈子、春時、麻衣、蓮加の5人がおり、次の料理を楽しみにしながら、最終的な判
2024年8月12日 19:23
朝生徒会室ガチャ○○: おはようございます。灰崎: あ、深川君。おはよう。大園: おはようございます。○○: ん?2人だけ?灰崎: うん。中田先輩は、資料室に行ってて、会長と副会長は理事のところに行ってる。○○: そっか。じゃあ、まゆたんは…灰崎: まだ来てない。大園: 登校途中だと願いたいです。灰崎: どうだろね〜笑。もしかしたら、まだ寝てるかも。
2024年8月13日 20:12
美月: よし、やるぞ、祐希!!祐希: うん!!久保: 絶対に無理だって。私なんかが会長になれるわけないよ…○○から、絶賛ネガティブモード中の久保を説得して、立候補書類を生徒会室に提出しに行かせることを頼まれた2人は、ものすごく気合を入れて、その仕事に取り組み始めた。美月: まぁ、まずは一旦、史緒里を教室に移動させるか。祐希: だね。こんな暗くて静かなところにいたんじゃ、気分も変
2024年8月14日 20:08
選挙活動開始日朝裏門付近久保: ふぅ…祐希: ふぁぁ…久保: 笑、ごめんね。朝早くから。祐希: いやいや。大丈夫……のはず……美月: ウトウトし始めたら、隣で顔をつねってあげるよ笑祐希: …つねるのはちょっとな〜美月: じゃあ、しっぺ!祐希: う、うぅん……お願い。美月: 分かった!久保: いや、つねるのがダメで、しっぺがOKの判断基準はどこなのよ笑
2024年8月15日 20:10
生徒会選挙当日朝生徒会室七瀬: …○○: …資料を触る音しか聞こえないような静かな空間の中で、並んで黙々と作業をする2人。○○: …ふぅ……結局、最後まで話しかけられなかったか…この仕事を頼まれた時は、気まずいっていう感情しか湧かなかったけど、途中からは、元の関係に戻れたら、っては思ってた。でも、どうしても、あの時のなぁちゃんの顔と言葉が思い浮かぶ。なぁちゃ
2024年8月16日 20:32
生徒会選挙が始まって、およそ1時間半。美月からバトンタッチした久保の演説も、序盤の立候補をした理由や、中盤の公約の部分が終わり、残るは終盤の自分の思いを伝える部分だけとなっていた。あっという間に過ぎていった演説の序盤も中盤も、美月のような明るさはないものの、落ち着いた雰囲気で、でも強く固く前向きな意志を感じられる久保の演説と、遊び心をふんだんに取り入れた資料が、作戦通りにことを進めた。