Time is electronic money

どうも。

締切に追われないと筆が進まないのは学生時代のレポートに通ずる所があります。そして2週目にして締切を過ぎるという。本当に情けない。もし待ってた人いたら今度タピオカでも奢ります。つい先日、大阪の方と久々に話したのですが、おばさんのことをおばはんと言っていました。関西弁大好きです。

さて、皆さんはどのくらいの頻度で現金使いますかね。

僕は4年前くらいから現金しか使えないところ以外は全てキャッシュレス決済です。ラーメン屋くらいですかね。近場だとたかみち、みつや、無尽蔵あたりがPayPay使えて便利です。年に1,2回しか行きませんが。

僕は小売業で働いているのでお客さんとお金の授受をする機会がよくあるのですが、現金出されるだけでちょっとイラッとしてしまうレベルになってます。これを読んでくれた人が1人でも現金派からキャッシュレス派になってくれたら嬉しいです。ってなわけで現金のメリットとデメリットをまとめました。まずは多いデメリットから。

現金のデメリット

・遅い

会計時に財布から小銭を出すのに時間がかかり、後ろに並んでいる人を待たせてしまったことはないでしょうか。ぴったし会計が紙幣1枚か硬貨1枚かつ瞬時に出せるならいいけど大抵そんなことはない。端数の4円あると思って1円3枚出したのに結局4枚目なくて戻したり、いい財布は小銭入れがない場合があるのでわざわざ小銭入れをかばんから取り出したりで遅い。お釣りの授受も最近はずっとコイントレイを経由するので一度に財布に入れづらくて時間がかかってしまう。一方、キャッシュレス決済は数秒でお釣りなしで会計が終わって非常にスマート。

・手持ち以上の金額を使うことができない

会計時に財布の中に現金がなかったという経験はないですかね。現金決済の場合は当然ですが手元にある金額分しか使えません。常に財布にどれくらいの金額が入っているかを意識しておく必要があり、銀行やATMで現金を引き出す手間もかかります。僕の友人には焼肉誘っておきながら数十円しか持ってこない不届き者がいますが現金しかないのでどうすることもできません。一方、キャッシュレス決済なら現金が財布になくても上限額まではいくらでも使えます。

・落としたら戻ってこない

現金を落としてしまったら、誰のものなのかをたどるのは困難なため、財布から抜かれた現金が手元に戻ってくる可能性はかなり低い。自分の現金だという証明ができないわけです。一方、キャッシュレス決済であれば、通常は発行会社が保証することになります。例えば、クレジットカードを紛失した場合は、発行会社に連絡してすぐに利用を止めれば、実害を受けることなく、再発行することができる。そのため万が一、他人に不正利用された場合でも、手続きすれば払う必要なしです。ちなみに僕は1年に2,3回財布を紛失するのですが毎回無事に届けられています。新潟はいい所だとしみじみ思いますね。落としたときのためのリスク分散のために財布に免許証とか保険証入れてないので必要なときは車に戻らなければいけなくて面倒。

・ポイントが付与されない

キャッシュレス決済であれば、決済するごとにポイントやマイレージが付与されたり、キャッシュバックが行われたりすることがあります。現金で決済すると、キャッシュレス決済ならではのポイント付与がありません。ポイントやマイレージ付与を考慮すると、キャッシュレス決済と現金決済とでは、お得感に大きな差が生じてしまいます。今ポイ活が熱いよ〜!みたいなインスタグラマーが3年で950万円分Getとか書いてあるけど本当なんですかね。950万は無理でも数万円分なら可能です。モバイル決済だったり年会費無料なカードは大体還元率1.0%前後なので支出に0.01かければその分お得になります。中学生の頃アンケートサイトやっていたときは1ヶ月で1000円くらいしか稼げなかったので辞めました。


現金のメリット

・粋

時計買いに行ったときに友人が封筒からお札出して買ってて痺れました。TV番組で優勝者に100万円プレゼントとかは札束その場で渡さないとですね。後ほどPayPayで送金しますとか銀行振込しますとか小さくテロップ出てたら興ざめの極み。

これだけしか思い浮かばないです。あるとしたら割り勘しやすいとかその程度。でも1円単位の割り勘要求してくる嫌な飲み会とかはPayPayとかLINE Payの割り勘機能の方が便利か。僕の周りはみんな羽振りがいいのでそんなことはないけど。

大阪のOffice Withっていう会社が実施した、現金派の方に現金払いを続けている理由を聞いたアンケートだと、1位の理由が

「お金の管理がしやすい」(32%)

だそうです。現金で支払うことで財布の中身が把握しやすいってことだと思うけど、クレジットカードとかモバイル決済は支払履歴や銀行口座の入出金がいつでも簡単にネットで見れて管理できる。現金と違ってレシート取っておかなくてもいいし。

そして2位が

「発行やQRコード決済の登録が煩雑」(15%)

たくさん種類がありすぎて、どれを登録したらいいのか、お得なのか、安全なのかといった悩みのよう。ちなみに個人的なおすすめはクレジットカード一択です。クレジット使えなければPayPayかな。携帯のキャリア決済でもいいかも。でも実は電子マネーが最速。

一方で、現金派の方が現金払いで感じるメリットとはどんなものか。1位2位が

「使いすぎない」(41%)

「お金の動きが見える、管理しやすい」(35%)

お金の管理をどのように行うかで、キャッシュレス派と現金派の考え方の違いがあるよう。お金が財布から減っていくのが見えないと不安なのかな。たぶんアンケート答えたほとんどが子どもじゃないし、使いすぎないからって理由は正直ださいです。あるとお菓子食べちゃうから買わない的な。

3番目の理由が

「どの店でも利用できるから」(10%)

クレジットカードやモバイル決済には、店舗側が対応している必要があるけど、どの店でも比較的利用できることは現金のメリット。東京のラーメン屋には現金NGの店があるみたい。釣銭用意しなくてもいいし、東京なら大抵の人は最低限交通系ICカードは持ってるはずだし理にかなってる。僕含めキャッシュレス決済派の人はこんなこと頭に入っているので常に多少の現金は持っています。

ここで各国のキャッシュレス決済比率。

韓国(96.4%)

中国(60%)

シンガポール(58.8%)

日本(19.8%) 

※野村総合研究所「キャッシュレス化推進に向けた国内外の現状認識」より)。

韓国が1番。韓国はクレジットカード利用額の20%所得控除、年商240万円以上の店舗でのクレジットカード対応の義務化等を行ったよう。これにより、韓国では、クレジットカード決済が爆発的に増加したようです。所得控除あればそりゃ使うよなって感じ。

日本は2019年10月に消費税率が10%に引き上げられたと同時に、それに伴う需要平準化策としてキャッシュレス・ポイント還元事業が導入されて、最初はどのモバイル決済もすごくお得でしたよね。特にPayPay。今はどれもパッとしない。この事業やってなかったらもっと利用率低いと思います。

もう20年とか30年とかすれば現金派の大半を占める高齢者がいなくなるから数値上がるだろうけど。そもそも別に政府は上げること望んでいないのかな。

長くなったけど小売業界代表として僕が言いたいことは現金派でもいいけどキャシュレス決済に負けないくらいの早さで出してねってだけです。なるべく5秒以内。キャッシュレス決済でも遅い人はいますけどね。スポーツカーなのに常に30km/h前後でノロノロ前走られているような感じ。家で練習してきていただきたい。

とは言え、

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