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#130 地方教員に「車中ヴォイシー」をリコメンド

DJになりたかった。と言ってもターンテーブルを回す方のDJではなく、ラジオDJである。先日実家の断捨離をしていたら、小学生時代に録音したDJの真似事カセットテープを発掘した。聴き返してみたら(カセットデッキがまだあった!)かなりの前のめりパッション。変声期を迎える前の自分が、「みなさんごきげんよう。今日という日をいかがお過ごしでしょうか。それでは本日の一曲。工藤静香で慟哭」などと言っている。タイムスリップもいいところである。

時は令和。今はヴォイシーという音声プラットフォームがあり、それを毎朝車中で愛聴している。地方在住教員は、自家用車通勤がデフォルトだと思うが、車中でヴォイシーを聴くことをお勧めする。特に、西野亮廣氏と越川慎司氏のヴォイシーをリコメンドする。私はこれで車中時間を無駄にすることがなくなった。どうしても調子が上がらない時は、爆音でHi-STANDARDを聴くのだが。

西野氏は現代のエンタメ業界のトップランナーである。毎朝7時頃に定期配信しているので、ルーティーンに組み込みやすい。エンタメ業界に関する話が主なのだが、教員生活に転用できる部分も少なくない。特にマネタイズに関しては「これ、児童に聴かせたら世界観変わるな」という部分が多い。また、西野氏の思考は常人の五年先くらいを行っているので、自分の考えをアップデートするきっかけにもなる。まして、芸人である。トークが抜群なのだ。「やっぱ教員は演者でなければならないな。」と思い、朝の会の小話に力を入れるようになった。

越川氏はコンサルティングを生業にしているだけあって、私の悩みを解決してくれる話題が多い。特にトップ5%社員の行動を分かりやすく解説してくれるので、「お、これ真似てみよう!」と思わせてくれる。再現性をフューチャーするのが上手い。そしてともすれば、自分もトップ5%教員になれるのではないかという淡い希望を抱かせてくれる。ルー大柴の親戚ということもあり、ところどころに交えるルー語が、これまた軽妙。

音声プラットフォームは、なかなかまとまった時間をとれないワークマンにぴったり。最近は週末にトイレ掃除や風呂掃除をしながらリッスンしている。実はヴォイシー、私のような一般人にもパーソナリティーの門戸を開いているのだ。恥ずかしながら私も応募したことがある。このnoteを朗読して、少しでも同志の教員の役に立ててもらおうという魂胆だ。しかしながら、先方から全く返答がこないのはここだけの話(この締めくくり多いな笑)。

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