不妊治療を続けるために心がけていたこと

久しぶりの投稿になってしまいました。
やっとこさ、6か月まで無事たどり着きましたが、検診が1か月に1度ということもあって、相変わらず不安な毎日。。。

今回は不妊治療を続けるために心がけていたことを書きたいと思います。
最初にお断りしておきますが、「不妊治療のために(妊娠するために)心がけていたこと」ではありません。
あくまで「治療を続けるため」に心がけていたことです。
つまり、「治療を続ける」メンタルを保ち続けるために気を付けていたことになります。

■エビデンスのない情報は取り入れない

妊娠に関わることって、「〇〇がよかった!」という情報がすごく多いですよね。
たぶん病気とかもそうだけど、人の手でどうにもコントロールできない事象に対して起きやすいものだと思います。

私は「〇〇をすると妊娠しやすい」「〇〇を食べるといいらしい」「〇〇のサプリメントがよい」という情報は、しっかりとしたエビデンスがないものについてことごとく信じないようにしてました。
エビデンスがあるかどうかの一つの基準は国(厚労省など)が推奨しているかなどを参考にしていました(さすがに国が根拠なく言わないと思うので)。

もちろんエビデンスが不十分な情報の中には、体質によっては合っていて、効き目が出るものもあると思います。
ただ、そういうものって一つの呪いになって、〇〇しなかった(食べなかった)から妊娠しなかったんだって自分を追い詰めてしまいそうで避けていました。

私が不妊治療のために服用しているサプリメントは葉酸だけでした。
これは病院でも飲むよう指導され、厚労省も推奨しているもの。
ある程度根拠のあるものだと判断し、服用していました。

他にも妊活のために〇〇をしていた!というのはほとんどないです。
さすがに運動不足すぎたので多少ウォーキングぐらいはやりましたが、本当にそのぐらい。
できるだけ自分を縛り、がんばりすぎないようにしてました(長丁場になったのでがんばりすぎなくてよかった)。

(おまけ)
ちなみにエビデンスのない情報は信じない!と言いながらも、ビタミンCだけは妊活中~現在まで毎日サプリメントを飲んでます。
今も飲んでるのは葉酸とビタミンCだけ。
私が何故か移植をするたびに風邪を引くという特異体質?だったため(病院で聞いても移植と関係ないと思うと言われたけど、ほんとに移植するたびに風邪を引いてた)、風邪予防のために飲んでました。
プラセボ効果もあるのかもですが、ビタミンCを飲むようになってから、移植後に全く風邪を引かなくなったので、まぁ毒でもないし飲み続けるかと思って今も飲んでますw
ただ、結局ビタミンCを飲み忘れると、「風邪ひくかも!」って思ってしまうようになったので(私がこういう性格なんですよね・・・)、やっぱこういうのは少ない方がよいと思っています。

■周囲からのオカルト情報も信じない

あと親類からオカルト的なことも言われりしましたが(前世や今までの行いが影響して云々)、一切無視しました。
これも結局一種の呪いになると思います。
〇〇しなければならない、〇〇しなければ今後も妊娠できない、というかなり悪質な呪いだと思います。
これは本当に本人を苦しめます。

個人的な見解を言えば、たぶん不妊って人間だけじゃなく、動物でも同じことがあると思います。
こういうこと言ってくる人に思うのは、動物に対して同じこと言える?って思います。

勉強が苦手な子がいる、運動が苦手な子がいる、それと同じで妊娠がしにくい人がいる、ただそれだけだと思います。
そこに明確な理由なんてないし、生まれ持った体質であれば、なおさらそれに対して理由を求めることは自分を追い詰めることにしかならない。
色々悩んだこともありますが、完璧な人間なんていないし、まぁそういう風に生まれついたんだからしょうがないよな、と思うようにしてました。

ジンクス的なものも、元々そういう情報を求めていなかったこともあり、特に何もやっていません。
ただ、友人が私のために何かやってくれた時(その友人が妊娠中に一富士二鷹三茄子の絵を書いて送ってくれた時など)は、その気持ちを心から有難くいただきました。
前世が云々という「呪い」をかける行為ではなく、純粋な「祈り」が感じられる行為はやっぱ嬉しいですよね。

他の人が言ってくることは、全く気にしないなんてことはできません。
言ってくるのが縁を切れる人だったらいいのですが、縁を切れないような人から色々言われるのは本当に辛いことです。
それを思うと、旦那の義実家からは妊娠に対して一切口を挟まなかったので、本当にありがたいと心から思っています。
何も言わないというのは、簡単なようで、本当に難しいことです。
無関心なわけではないので、敢えて言わないようにしてくれてたんだと思います。
それについては、今でも本当に心から感謝しています。

結局一番大切なのは、今まで実績のある治療をいかに長く続けられるかだと思います。
そのためにメンタルを崩さないことが大事だし、それが一番難しい。
お金の問題もありますが、メンタルが崩壊したら仕事との両立も難しいですしね。

私はそもそもちゃんと病院に通って妊活(高度不妊治療)を受け始めた年齢が高かったし、正直もっと早く始めれば妊娠の確率も上がってたかもしれないのですが、でも腹をくくれたのがこの年齢だったし、もっと若いころにやってたらメンタルがだめだったかもしれないとも思っています。
言い訳がましいかもしれませんが、現状これでいいんだと思いながらじゃないと、中々続けていけないですよね。
その辺は堂々と開き直っていこうと思っていますw

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