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KYUB~小さなデザイン、大きく世界へ~

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写真上はKYUBが開発した商品の一つ「Mileu」

KYUBはインドネシアの都市バンドンに拠点を構えたデザイン工房、印刷会社であり、ソーシャル・メディアを中心に商品の広告を行ったことで顧客層を大幅に広げ、今日ではインドネシアのみならず、オーストラリア、シンガポール、そして日本などの様々な国に商品を利用されるようになりました。 そこで、私たちはKYUBの共同創立者、アンドリュー・リオンソンに取材を行いました。

なぜこの事業を始めたのですか?

 私はデザイン学校の出であり、芸術やデザインに激しい情熱を抱いており、私がデザイン会社で働いていた時期には、デザインと印刷には深いつながりがあると学びました。作り出したデザインが使用され印刷され商品化した際には非常に楽しい達成感がありました。そこから印刷に対する興味が膨らみ始めました。しかし不幸なことに、大半のデザイナーが商品化というプロセスは彼らのクリエイティビティの障害となるというのです。

 そこで私は似たアイデアを持っていたフェルディとグレンに相談を持ち掛け、デザインと印刷を両立できる案を模索しました。結果として私たちはKYUBの拡大を決め、常識にとらわれない、しかし多くの層の人々にも受け入れられるクリエイティブな会社にできるよう協力することにしました。

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写真上はKYUBの創立者たち、(左から)アンドレー、フェルディ、グレン

始めるにあたって影響を受けたクリエイティブな人物を紹介してください

特定の誰か、とは言えませんが、以前ついてくださったマネージャーの方々に影響を受けました。かつて私が勤めていた会社は創立者が3名おり、創立者全員が女性でした。それぞれが独立した重要な役割を担い、それらはデザイン、着色とイラスト、そしてビジネスの3つです。そこに勤めていた間に私はクリエイティブな業界は広大で年齢に関係はなく、そして昔とは違い一線級の需要があると学びました。

自身の会社の中心となる商品/サービスは何ですか?

アイデア、デザイン、そして印刷です。私たちのスローガンは「アイデア、デザイン、商品をすべて一つ屋根の下で」であり、つまり私たちは顧客にプロジェクトの始動のための企画、商品化の前に大まかな骨子をつくり、結果を一般の方に提示します。良質なだけでなく効果的でかつ利用可能なデザインにできるようアイデアを工夫することが肝要です。

一日の大まかなスケジュールを教えてください。

私は朝型人間なので、6時には起床し8時には仕事ができるようスタジオに入ります。6時から8時の合間には必ず朝食を作るよう心掛けています。これは私の仕事のスイッチを入れるため外すことはできない重要なルーティーンです。6、7時まで働いたのち、退勤し仲間と夜遅くまで出かけます。

将来期待していることは何ですか?

私たちをより多くの方々に知ってもらえるようグローバルに活躍の場を広げ、KYUBの独自の能力を底上げし他のデザイン会社との差異を生み出したいです。バンドンで作る小さなデザインの数々を世界に共有したいです。

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写真上はKYUBのデザインの一つ、HARU 

English Version

www.kyub.co
hi@kyub.co
IG:@kyubstudio
Twitter:@kyubstudio(日本)



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