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僕は君たちに「武器」を配りたい -- 時代を超えて読み継がれる〈瀧本哲史全著作〉

新しい時代をつくる若い力を支援し続けた、瀧本哲史氏。彼が遺した「武器」を手に、普遍的な「メッセージ」を胸に、自分の人生、そして希望ある未来を自分たちの力で切り開いていこう。

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1 .『僕は君たちに武器を配りたい』
(講談社2011/9/21発売)

2.『僕は君たちに武器を配りたい エッセンシャル版』
(講談社文庫2013/11/15発売)

「コモディティになるな」という強烈なメッセージで幕を開けた、瀧本哲史衝撃のデビュー作にして、「ビジネス書大賞2012」大賞受賞作。若者よ、「資本主義2.0」ともいうべき社会の劇的変化とそのルールを熟知し、ゲリラとしてサバイバルせよ! 瀧本入門として最適な、全20歳必読の書。エッセンシャル版は、短時間・ワンコイン(500円)で読める、凝縮バージョンである。

「ボクブキ」で手に入れる武器
★ ハイスペックでも、自分の頭で考えないと「コモディティ人材」になる
★ 代えのきかない唯一の人、「スペシャリティ」を目指せ
★ 資本主義2.0の世界で稼ぐことができるのは、「マーケター」「イノベーター」「リーダー」「投資家」の4タイプだけだ
★ すべての人間は「投資家になる」か「投資家に雇われる」かの二択しかない
★ ならば投資家として生きろ、投資家的な発想を学べ
★ リスクをとろう。人生ではリスクをとらないことこそが、大きなリスクとなる
★ 武器を持て!

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3.『武器としての決断思考』
(星海社新書2011/9/21発売)

「僕の究極的な興味は意思決定である」と語っていた瀧本氏の、意思決定の技法が詰まったもう一つのデビュー作(ボクブキと二冊同時発売!)にして、25万部突破の大ベストセラー。どんな困難な状況にあっても思考だけはやめず、前を向いて力強く歩いていこう、という、若者とともにあゆむ瀧本氏の強い想いがあふれた書でもある。瀧本氏はこの本で、ディベート教育のさらなる普及にも努めた。

「ブキケツ」で手に入れる武器
★ 生き抜くために「リベラルアーツ」を学べ
★ ディベートとは、意思決定のための技法であり、最強の武器の一つだ
★ 正解ではなく「いまの最善解」を導き出そう
★ メリットとデメリットを比較せよ、根拠に当たれ
★ 人間の尊さは「思考」の中にこそある
★ 自分の人生は、自分で考えて、自分で決めていこう
★ 決断せよ!

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4.『武器としての交渉思考』
(星海社新書2012/6/25発売)

デビュー前から瀧本氏が、決断思考とともにどうしても「一冊の武器」としてまとめる必要があると熱弁していたのが、この交渉思考である。交渉とは単なるビジネススキルやノウハウではない。若者たちが社会を変える「革命」を起こすために、絶対に獲得しなければならない思考法なのだ。決断思考と交渉思考の二冊は、大学生協のみで1万5000部を売り上げる、ロングセラー新書となっている。

「ブキコウ」で手に入れる武器
★ 仲間を見つけ、「交渉」によって手を組もう
★ 大きなロマンを語りながら、金儲けのソロバンをはじけ
★ 大人たちから「投資の対象」と見なされるよう行動しよう
★「異質なもの」「敵対する相手」とも結びつくことで、大きな変化を起こせ
★ 常にバトナ(代替案)を持て、相手の利害を調整せよ
★ 結社をつくり、リーダーシップを発揮せよ
★ 社会を変えよ!!

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5.『君に友だちはいらない』
(講談社2013/11/15発売)

「ダメな友だちの中にいると、自分もダメになっていく。自分とつながっている人間こそが、自分を規定するんです。だから『誰とどうつながるか』を真剣に考えないといけない」―交渉思考で語った「仲間づくり」というテーマを発展させ、どうすれば世界を変える少人数の卓越したチームをつくることができるか、瀧本氏がエンジェル投資や経営の「現場」で身銭を切ってつかんだ方法論を、惜しげもなく一冊に凝縮。武器シリーズ、完結編!

「キミトモ」で手に入れる武器
★ 弱者こそ、「チームアプローチ」という名の戦略を選択せよ
★「七人の侍」が、模範とすべきチームの形である
★ 若者は、①見晴らしが良く、②ブートキャンプのように鍛えてくれる、③クラブ的な場所を探せ
★ やりたい仕事、属したい組織がなければ、自らつくるしかない
★ 投資の秘訣は、「人に投資する」こと
★ 君の成功は、君のまわりの人間の成功によって決まる
★ 戦友とともに、不可能を実現せよ!!

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6.『読書は格闘技』
(集英社2016/4/30発売)

東大時代、教授を論破しようと常に最前列に陣取っていたという瀧本氏は、読書とは読むものでも楽しむものでもなく、「戦わせるもの」であると言う。著者の主張を「本当にそうか?」と疑い、自分の今の考えと著者の考えとを戦わせることで思考を進化させていく、知的プロセスである、と。「小説すばる」の連載を書籍化した、瀧本流実践的読書術!

この本で一戦を交える「良書」たち
★『読書について』『影響力の武器』『人を動かす』『君主論』『ビジョナリーカンパニー』『文明の衝突』『フラット化する世界』『ザ・ゴール』『ストレスフリーの整理術』『年収は「住むところ」で決まる』『現代の二都物語』『天才を考察する』『さあ、才能に目覚めよう』『ポジショニング戦略』『キャズム』『ニュー・アトランティス』『一九八四』『アナーキー・国家・ユートピア』『正義論』『ヴィルヘルム・マイスターの修業時代』『タッチ』『阿Q正伝・狂人日記』『山月記・李陵』『ハリー・ポッターと賢者の石』『しろいうさぎとくろいうさぎ』等、合計26冊
★「良書」とは、内容が正しい本のことではない。批判に値し、乗り越える価値がある本のことだ

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7.『戦略がすべて』
(新潮新書 2015/12/20発売)

「新潮45」等で連載した評論を元に再編集。時事問題や具体的なビジネスケースを題材に、市場で生き残るだけでなく、「市場で勝つ」ための方法に特化して語る、瀧本氏の軍師・戦略家としての側面が強く出た一冊だ。論理的、戦略的に思考するためのトレーニングとして、本書と徹底的に「格闘」せよ! ひたすら「本質」を見抜け!

この本で授かる「勝つ」ための思考法
★ 弱者こそ、弱者のツール「戦略」を学べ
★「儲ける仕組み」を見極め、参画せよ
★ コンピューターにできる仕事は捨てよ
★ 楽勝でできることを、徹底的にやれ
★ 実戦し、実践し、勝て

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8.『ミライの授業』

(講談社/2016/6/30発売)

2015年、それまで武器シリーズで20歳を想定ターゲットとしていた瀧本氏が、「社会を根本的に変えるためには、もはや大学生や若手社会人では遅すぎる」と発想を転換、21世紀に生まれた最初の世代である「14歳の君」に向けてメッセージを伝えたいと言い出した。そしてそれから1年間かけて、全国の中学校を飛びまわり行った「未来を変える特別講義」をまとめたのが、このミライの授業である。「私の著作活動はこの一冊のためにあった」とまで語っていた本書には、瀧本哲史の思想と想いのすべてが詰まっている。さあ、書を閉じて、世界を変えよう!

この授業で「14歳」が受け取るメッセージ
★ 知は力なり。学問のほんとうの目標は、未来を変える発明と発見にある
★ 日常の中にある「小さな違和感」を掘り下げよう
★ 世界を変えるのは、いつの時代も「新人」である
★ 偉人伝を読むだけでなく、君が偉人になれ
★ 大切な真実を、一生かけて問い続けよう
★ 僕は、いちばん若くて可能性に満ちあふれた君に、投資しよう
★ チェンジ・ザ・ワールド!!!

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9.『2020年6月30日にまたここで会おう』
(星海社新書2020/4/24発売)

2019年8月に、病のため夭逝した瀧本哲史さん。ずっと若者世代である「君たち」に向けてメッセージを送り続けてきた彼の思想を凝縮した"伝説の東大講義"を、ここに一冊の本として完全収録する。スタジオ収録盤にはないライブ盤のように、生前の瀧本さんの生の声と熱量の大きさ、そしてその普遍的なメッセージを、リアルに感じてもらえると思う。さあ、チャイムは鳴った。さっそく講義を始めよう。瀧本さんが未来に向けて飛ばす「檄」を受け取った君たちは、これから何を学び、どう生きるべきか。この講義は、君たちへの一つの問いかけでもある。

↓↓↓ 期間限定の全文公開はこちら(2020年7月6日24時まで)


序文を執筆した『ZERO to ONE』(「bon voyage」で終わる瀧本さんの名文!)と、著書としては実はこちらが本当のデビュー作『ケースで学ぶ 実戦起業塾』(2010年8月発売/共著)も、おすすめします。



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