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DooRuマガジン(ドアルマガジン)

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毎週月曜日・水曜日・金曜日に教育情報を発信 最新情報から勉強に関するお役立ち情報まで家庭学習でお困りの皆さんへお届けします。
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#受験生

「スクリーンタイム」でスマホの使用時間を把握する方法

しばらく更新をストップしていましたドアルマガジン また週に1回のペースで記事を更新していければと思います。 よろしくお願い致します。 今回は、「スクリーンタイム」という、 スマホの機能について紹介します。 この機能のうち、簡単に利用できることは 以下の3つになります。 ①スマホを触っている時間の合計・アプリごとの使用時間がわかる ②何時にスマホ触っているかがわかる ③「youtubeは1日1時間」などの使用制限を設けることができる まずは、「自分がスマホをどれくらい

共通テストの「英語民間試験」と「記述式問題」の導入について

今回は、2025年の大学入試共通テスト(現在の中3生が受験する年)に関する記事を紹介します。 「英語の民間試験の活用」と「記述式問題の導入」について、正式な決定はまだなものの、実施は困難として断念する方向に向かっています。 昨年度も導入が見送りになったこともあり、かなり長期にわたって話題になっています。今回はその一連の流れを整理していきます。 【入試改革の目的】 ・「知識偏重の1点刻みの選抜」からの脱却 ・読む」「聞く」に加え「書く」「話す」も含めた英語の4技能を評価す

私立高校の授業料「実質無償化」について

完全に「受験モードに入った!」という人はまだ少ないかもしれませんが、 中学3年生はそろそろ、志望校を具体的に考え出す頃ではないでしょうか。 自分の行きたい科があったり、通学にかかる距離、部活動や制服など、高校を選ぶにあたっては様々な基準があるかと思います。 そして、「公立なのか私立なのか」
というのも大きな基準の1つです。 今回は、2020年4月より始まった、私立高校の「実質無償化」 についてまとめていきます。 まずはこちの記事をご覧ください。 【何が変わったのか】

共通テストの民間試験活用について

「中学校の教科書が変わる」という内容の記事を以前紹介しました。 教科で学ぶ内容・身に付けさせたい力が書かれた「学習指導要領」の改訂に合わせて教科書も変わっています。 中学校では今年の4月から、新しい学習指導要領に沿った授業がスタートしていますが、高校生は来年4月からの実施となります。 今回は、来年の高校1年生(現 中学3年生)の、大学進学希望者の多くが受験する「大学入学共通テスト」についての記事です。 記事に出てくる「2025年の大学入学共通テスト」というのは、現在の

今年度からの中学英語について

中学校の学習指導要領が改定され、今年から教科書が変わります。 その中でも英語は内容がかなり変わっているので、今回はそのことについてまとめます。 一つ具体的なものを紹介すると、中学1年生にとって最初の障壁になるであろう「be動詞」と「一般動詞」が、両方ともUnit1で扱われます。 まとめてやる方が、違いを押さえやすいのでは? 肯定的に考えることもできます。 それでも、「主語」「動詞」というような文法用語にも慣れていない段階の中学1年生にとっては、押さえるポイントが多すぎる

スマホとの向き合い方

この春、進学する方で新たにスマートフォンを購入したという方も多いのではないでしょうか。 中高生と関わってきている立場からすると、 ネットでの人間関係の煩わしさや、ゲームへの課金や依存の問題はよく聞く話で、そろそろなんとかならないものかなぁというのが正直な思いです。 ただ、以下の記事にあるグラフを見ると、ネット上での誹謗中傷の相談件数や人権侵犯事件の数は横ばいになっていることがわかります。 ネットでの誹謗中傷が原因で、命を絶ってしまった人がいるとか・・ 過去にあったトラブ

「夜間中学」でのボランティア

高校・大学進学後に「何かボランティア活動がしたいなぁ」と思っている人に向けて、筆者自身も自主夜間中学でボランティアスタッフをしていた経験があることから、今回は「夜間中学」の紹介したいと思います。 【夜間中学とは】 「夜間中学」は2つに分類されます。 平日の17時ごろから21時ごろまで開講される「公立夜間中学」 こちらは、中学の教員が授業をしますし、卒業すれば中学校の卒業資格を得られます。 そして、 公立の夜間中学がない地域や、公立に通えない生徒に向けてボランティアの手で

専修学校について知る

文部科学省は9日、学校説明会が開催されず、 専修学校への進学を希望する生徒が情報を得にくいということをうけ、 専修学校の魅力を伝える「#知る専」プロジェクトを開始しました。 特設サイトに加えて、「#知る専」のハッシュタグを使い、SNSで活動内容や学校の魅力を直接伝えることができます。 特設サイト内は ①専修学校についての説明 ②学校紹介 ③卒業生のキャリアを紹介 を紹介するつくりになっています。 学校紹介ページでは、 ・カリキュラム ・施設の様子(写真付き) ・卒業後の

大学入試 個別試験について

大学入学共通テストの第2日程が1月30、31日で終了しました。 2月25日以降、国公立大学の一般入試が開始されます。 倍率は、各大学のホームページで公開されるので、 来年以降受験される方は、自分の志望校の今年の倍率を 確認されておくといいかと思います。 国公立大学の一般入試は前期・中期・後期とあるため、最大で3回チャンスがあります。ただ、二次試験の問題は大学ごとで違うため、それぞれの対策をするのが大変という点もあります。 ただ、今年の入試については、例年と違う対応をし

「大学入学共通テスト」第1日程が終了

1月16、17日の2日間で「大学入学共通テスト」の第1日程が実施されました。 今回の日程の中で起こったトラブルとしては ・「他の人のせきが気になる」と訴えた受験生が別室受験となり、 この受験生だけ試験開始が20分繰り下がった。 ・リスニング機器の不具合によるテストの一時中断(72会場・163人) ・視覚障害者の受験生を対象とする拡大文字を使った試験で、違う科目の問題用紙が届いてしまったため、再受験となったこと。 などがこちらの記事で報告されています。 咳やマスクのトラブ

文科省「休校を求めず」

2020年6月〜12月の間で、新型コロナウイルスに感染した小中高や特別支援学校の児童生徒の数は6159人になると、文科省が発表しました。 内訳としては 小学生・・2217人 中学生・・1513人 高校生・・2350人 となっており、感染経路として最多を占めているのが「家庭内」の54%です。 このことを受けて、 ・1月16日から始まる大学入学共通テストについては予定通り実施する ・昨年4月のように、一斉休校をすることは予定していない という方針を示しています。 「家庭

大学生・院生の休退学者5000人以上

文科省の調査によると、今年の10月までに少なくとも5238人の学生が、新型コロナの感染拡大の影響を受けて、大学や大学院を退学・休学していることが明らかになりました。 ・バイト収入が大幅に減った学生らへ無利子の奨学金の再募集を行う ・就職内定が取り消されために留年する場合は、奨学金の貸与期間を1年延長 というような支援が、調査結果と併せて発表されています。 大学の規模にもよりますが、小中高のように担任の先生がいて、声をかけてくれるわけではないので、自分から助けを求めにいか

受験直前の自主休校

2020年11月18日〜29日の間に、Comiru(塾と保護者の日頃の連絡手段などとして使われているサービス)が実施した調査によると、学習塾の約6割が受験直前の時期に「学校を自主休校させる保護者が増加する」と予測していることがわかりました。 自主休校をする生徒に対しては、双方向オンライン授業、オンライン自習室 などの対応を検討している塾も多いようです。 大学受験生は特に、受験に必要のない科目の授業は受けても仕方ないということで、自宅や塾で学習をする生徒はもともと一定数いる

制服を自分で選ぶ

高校の制服に、性別の縛りをなくして女子生徒の制服にスラックスを導入するなどの選択肢を設ける高校が、19都道府県の600校以上あることがわかりました。 そのような高校が増えた背景には、文部科学省が2015年、性的少数者の児童生徒への配慮を求める通知を出したことがあるようです。 ただ、「トランスジェンダーの生徒への配慮」というのを全面に出しすぎると、かえって選択しづらく、機能性を含めてもっと気軽に選べることが大事という指摘もされています。 【最後に】 家庭によっては、子ども