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劇場版 鬼滅の刃 無限列車編

あらすじ

TVシリーズ1期からの続き。
竈門炭治郎・竈門禰󠄀豆子・嘴平伊之助・我妻善逸の4人は新たな指令を受け、無限列車へと乗り込む。
報告によれば、この列車から行方不明者が何人も出ており、派遣した鬼滅隊剣士も消息を絶ったという。
ただならぬ事態を察知したのか、列車には鬼滅隊の柱の一人、炎柱の煉獄杏寿郎も派遣されていた。
無事合流を果たした5人は協力して鬼の討伐に乗り出すが、巡回に来た車掌に切符を切られると、いつの間にか深い深い眠りの底に落ちてしまう・・・。

感想

鬼滅フィーバーが止まりませんね!😆
コロナ禍の中、ここまで大きな動きになるとは流石に製作サイドも予想できなかったのではないでしょうか。
コロナショックで大きな影響を受けた映画業界としても、希望の光となったことでしょう。
海外でも一部で報道されているようですので、波及効果にも期待したいところです。
さて、そんな明るいニュースを届けてくれた今回の劇場版ですが、TVシリーズ終了直後の物語。
乗った客たちが消えてしまうという無限列車に乗り込んだ炭治郎達と煉獄杏寿郎が、その真相究明と共に、人質となった乗客達を鬼の手から守るために奮闘するエピソードが描かれています。
お恥ずかしながら原作未読の自分としては、TVシリーズを制覇してから少し時間が経って居たので、記憶が朧になっている部分もあり、テレビの方で総集編をやってくれて非常に助かりました。初見で総集編を見るのは駆け足過ぎてどうかな、と思いますが、おさらいとしては良い感じにまとめてくれていて助かりますね!
まあ言うても前後編で約2時間ずつありますけどね😅でも話のボリューム的に考えたらそれでもめちゃめちゃ頑張ってますけど。
桁違いのコンテンツパワーのお陰でもありますが、映画館のスクリーンの外での販促活動は手厚いものがあり、観客の立場からしても助かる人も多かったのではないかな。
作品自体の話に戻すと、この作品の魅力について考えた時、自分はひとつには「『努力』する姿に対する共感」なんじゃないかなあ、と感じています。
主人公の炭治郎は妹の禰󠄀豆子を救う為、途方もない努力をします。地道な日々の鍛錬の姿を描くことで、登場人物の強さが例え人間離れしたものであっても、その強さは現実での自分達と同じく、日々、薄皮を毎日重ねていくような血の滲む努力に裏打ちされているものであると感じることができるし、その姿を観て自然と『自分もそうありたい!』とか『自分も頑張らなきゃ!』とか勇気をもらえるのです。
自分は最近はバトル系漫画やアニメを観る機会が少ないので、だいぶ偏見とかも入っていると思いますが、キャラクターの強さが血筋とか先天的なものに影響されるのは多いと感じるのですが(鬼滅にそういった要素がないと言いたい訳ではありませんが)、ちゃんと努力のプロセスから逃げずに(?)描くというのは基本に忠実なようでいて、意外と難しくなかなか無いものなのでは?と思いました。
「友情・努力・勝利」はジャンプの三大要素とよく言われますが、まさに鬼滅の刃はこれを体現するような作品なのかな、と感じます。
本作を機に、これから原作をしっかり読み込んでいこうと決意を新たにした次第です!
それでは、今日はこのへんで!さよならー👋

こんな方にオススメ!

全ての鬼滅ファンの方

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