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vol.182/ Short trip → Fukuoka 07 finally!

さていよいよ帰ります。
流石に我が家が恋しくなってきた。

最終日までたっぷり満喫できた4日間、あんなにまだまだだと思ってた旅ももう終わるのかーと思いながら我が家が恋しいとは何だか複雑だけど、旅の終わりってみんなそうよね?

飛行機までの時間はまだあるけれど、ここは余裕を持って!ということで空港へ。なんだか人が多いなーと思いつつ搭乗の確認。



delay


delay?
おう、そうかそうなのか。
どのくらいかしら?




40分
おう、それなら少しコーヒー飲んだりしてればすぐだね!
なんて思っていたら、どんどんと遅れ遅れ遅れ



90分
90分?おう!これはまさかだぜ!


何が起きていたかって、ここ数日寒波がすんごいことになっていた日本上空。福岡はこの日は雪こそ降らなかったが寒い寒い寒い、とにかく寒い!!!ただ他の地域はとんでもない雪の影響を受けていて、そのとんでもない雪の影響を受けた地域から私たちが乗る飛行機が来るのだという。
そりゃ遅れますよね、むしろ飛んでくれて本当にありがとうでしかない。そんなことを夫と話す。マジで帰れるなら全くもって問題ない。こんな悪天候にも関わらず日本上空をちゃんと安全を保ちながら飛んでくれている。それはそれはとんでもなく素晴らしいこと。有難い!遅れるだけで来ないんじゃないし。お陰で素晴らしい夕焼けを見ることができたりなんだりして、読みかけの本を完読できたりして、ちょいと仮眠したりして。各々過ごせた私たちにとってはめちゃくちゃ有意義な時間になった。

夫が頑張って撮った一枚。いい感じ。


さあ、いよいよやって来た私たちが乗る飛行機。同じく時を過ごしていた方々はそれぞれの反応。ほっとしたのと同時に本音が各々こぼれる。窓際の席をとっていた私たちは早めにゲートへ向かう。

先に搭乗する方々が何か手渡されているあれは何だろう?
白い封筒?
初体験すぎる。



そう遅れたお詫びなのだと航空会社からギフトがあった。そそそそそそんな!!そんなことありますか!!!飛んでくれるのに?????以前〝フランス3時間delay事件〟を経験したことがあったけれど、こんな手厚いギフトではなかったし、一言も謝ってもらうこともなかったから戸惑う。そう不慣れだ。(別に謝ってもらったからと言ってどうにかなるものではないけれど、その一言だけで何か救われるものがあるじゃない?

手渡された封筒にマジで涙が出そうになってしまった。夫と涙ぐむ。(どんな夫婦)ああ、なんて旅だ。確かに帰ってやることはたくさんあるし、久々に我が家のお風呂に入り入念にパックして早めに眠れる!最高!ひゅー!なんてことも考えていたからそれとはちょいと違うパラレルに最初こそ戸惑ったけれど、いやいや帰れるし!なんなら1番(⁉︎)有意義な時間過ごせちゃったりなんだりして。なんならとても楽しんだ90分強だったにも関わらず。さっき話したフランス3時間delay事件もあれはあれでとてつもない伝説となりドラマティックだったが、今回の福岡delayもとんでもなくドラマティックだった。

飛行機での旅で必ず私たちはドラマティックな出来事が起きる。

今のところ100%という高確率、というか絶対じゃん。ネタが尽きない私たち、全てネタにする私たちである。無事boarding後はこれまたとてつもない揺れでヒヤヒヤしたが、以前経験しているハワイヒヤヒヤturbulence事件ほどではない。大丈夫大丈夫。ということで無事到着、夫のトイレ待ちで1番最後に空港を後にすることになったお陰で、この飛行機を操縦してくれたパイロットを近くで見た。ものすんごいカッコいい方々だった。本当にありがとうございましたの気持ちも込めながら機長達を見送る。(私の語彙力では表し切れないのが悔しい、ほんとイケてた)


今回の旅も最高だったな。
まずホテルを一ヶ所にしたのが正解。パッキング/アンパッキングが何てったって面倒だし、4日間も同じ場所にいればホテル周辺は近所みたいになって、まるでここで生活しているをじゃないかという気分になれる。ある種錯覚、それが良かった。

私の中で
〝暮らすように旅する〟
〝旅するように暮らす〟

というのを大切にしている。

毎日をワクワクドキドキ、非日常感を感じていたいと常に心がけているし、旅をあえて特別扱いしないで暮らしているかのような感覚で過ごすことも大事にしたい。それはどちらも〝あえて〟だ。あえて/意識的に私は大事にしたいのだ。

それがホテルを一ヶ所にしたことでより日常感を感じやすくなった。何より愛着というものが沸くのかもしれない。環境やその環境を整えてくれるホテルのスタッフの方々諸々に。

この選択がまず今回とても良かったことの一つ。



次に今回の旅、女性の神様たちとのご縁が多かった。これは別に意図していた訳ではなかった。気がついたら、自然と、という感じ。私は特に見えないものが見えるだとか、感じるだとかそんな能力はないけれど、感覚的に今回の旅では柔らかく柔軟に、そして優しく在ろうみたいなメッセージを受け取れた気がするのだ。

流れに身を任せることも悪いことじゃないんだってこと
力を抜いてあるがままに流れてみるのも意外と良いのかもしれない。なんてことを感じ取った福岡の旅、ついにFinally!!!ここまでお付き合いいただきありがとうございました!長!と思いながら私自身綴りましたが、写真を撮っただけじゃなく、ただ旅に出たの出たんじゃなく、記録として言葉に残すことで多くの学びがあって、感じるものがあって、この作業までが旅なんだと毎回書きながら思うのです。またこうして旅できることが本当に嬉しい!そしてこの場でまた綴っていけることに感謝して。



それではまた次週会いましょう♡


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