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【Shake it off. vol.006】 やりたいことの中にある、やりたくないことの対処法

“カウンセリング、向いてると思うよ”


自分にとって“ありえない”と思っていることを時として言われることがある。もちろん最初はどう反応して良いか分からず思考もストップし、それからはその言葉の意味を理解しても瞬時に受け入れられる程余裕もないわけで、“いやいやありえない、だって〜だもん、無理無理”と苦しい言い訳と否定を繰り返す。


確かに私は話すより聞く事の方がうんとスキ。相手をもっと知りたいと思うし、こんなこと考えているんだとか、こんな考えがあるのね素敵だな、とか感じられるし聞くことは学びが多い。だから聞く事はスキ。これは相談するより相談されることが多かったことからも納得。昔っからそうだった。でもそれがスキ。自分のコトを話すのはちょっぴり恥ずかしいって思いもあったりする。…とここまで書くと、意外と言われて喜んでるんじゃん。と思われそうだけどちょっと違う。実はこの言葉はこれまでも何度か言われたことがあった。でもどうしても自分に向いているとは思えなかった理由が数個あるがその中でも大きく割合を占める理由が、相手に入り込み過ぎちゃうところがあるから。だから最終的には自分が苦しくなるから無理だと。


この数ヶ月、自分と向き合う時間の中でグルグル考えた結果、“やっぱりやりたい”と思ったことがある。それがつい昨日プロジェクトとして動き出した。それが“より人に寄り添えて、本音を話せる場作り”。昨日はそのプロジェクトのmtgがありプレゼンをしてきたんだけど、やっぱり人は話を“聞いて貰いたい”と思っていて、でも“家族や友人だから話せない問題”が山ほどあるんだと痛感した。うん、確かに。分かる気がする。近い距離の人だからこそ言いにくいことって、結構あるよね。そう考えていくと、自分が苦しくなるからと避け続けてきた“カウンセリング”も形を変えれば出来るかもしれない、と前向きに思えるようになりなんならmtgで熱弁するという結果に。これには話しながらも“ここにこんな熱量があったのか、驚き”と思わざるを得なかった。


“やりたいこと”の中には絶対的に“やりたくないこと”が隠れていて、その“やりたくないこと”とどう自分が向き合うかで結果が変わる、未来が変わる。と昔、ボスが教えてくれた。当時の私にぐさっと刺さる言葉で、でもそこにはボスの心の声も見え隠れしていて、強さと脆さを同時に感じたことも思い出した。だからより一生忘れない言葉にしたいと胸に刻んだことも。そう、その“やりたくないこと”を潰す作業ってやり出しはしんどいんだけど、取り組むからこそより解放が増し自由になり夢が叶っていくんだよね。前までは取り組むことは苦しいことだとばっかり思っていたから苦しくて辛くてしんどかったけど、今ではちょっと捉え方を変えればイケるかも?イケるイケる!と思えるようになった。その方法とは簡単に言ってしまえば【恐怖や不安を小脇に抱えながら飛び込む!】乱暴な言い方に聞こえてしまったかもしれないけど、でもそうなんだもの。恐怖や不安が消えることはないし、消えるのを待っている時間がもったいない。ならば小脇に抱えて飛び込んでしまえ!!!…まだまだ浅いけれど、これまでの経験は侮れないと心底思う。これまた人によりプライオリティーは変わるものだけど、私は安心安全よりワクワク心躍る方を選択していきたい。だからどんどん飛び込んでいきたい。


本音で話せて向き合えて最後には勇気がもらえる場作りは、確かにずっとやりたいことの一つだった。踏み込み過ぎちゃうことをポジティブに繋げ、そして人を知るためにはまず自分の気持ちを開示することを前提に。その開示することが後に誰かの希望に繋がれば、そんな最高なことはない。だから私も聞くカウンセリングだけではなく、開示していく勇気を持って。


最後に最近思うことがもう一つあって、どうも“導き”というものはあるような気がするってこと。しかもそれぞれにピッタリなタイミングで。自分を信じていればちゃんと良い方向へ向かっていくし、進む過程にある景色を楽しむことが何より大切だと思っている。夢に到達したときワクワクするんじゃなくって、ワクワクしているから夢に到達するってきっとこういうことだ。

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