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絵本お茶会無事終了✨

春分の日、
絵本お茶会は無事に再開を果たすことができました!

Doodleが閉店してからもうすぐ3年も経っちゃうんだなと
思うとなんだかせつなくもなつかしいと同時に
月日の過ぎゆくスピードにめまいがします笑

人数はわたしを含めて3人というこじんまりな会でしたが、
その分、とても一冊一冊の絵本に入り込むことができて
おかげさまでとても楽しい会を開くことができたと思います。

記念すべき再開第1回の絵本たちは
1)「貝の子プチキュー」(文)茨木のり子、(絵)山内ふじ江
絵本のラストとしては衝撃的すぎたけど、
すべての物事の当たり前で不変的なことを
美しい絵が夢のように語ってくれる、
そんな絵本でした。

2)「トラのバターのパンケーキ」
  (文)ヘレン・パンナーマン、(絵)フレッド・マルチェリーノ
  (訳)せなあいこ
おなじみの「ちびくろさんぼ」のリメイクバージョン。
久しぶりにこのお話を読みましたが、
やっぱりトラがぐるぐるまわってまわりすぎて
バターになっちゃうなんて、発想が素敵すぎます✨

3)「14ひきのもちつき」いわむらかずお
おとうさん、おかあさん、おじいちゃん、おばあちゃんと
兄弟10匹の餅つきの1日。
1匹1匹には名前もついていて、役割も決まっている。
14匹がどのページでもしっかりと描写されていて
後ろでお兄ちゃんネズミがこんなことしてるみたいな
ところも楽しいお話でした。

4)「てんぷくちぷく」(文)渋谷勲、(絵)松本修一
福島に伝わる昔話を渋谷さんが
地元の語り部のおばあさんから聞いたお話を
絵本にしたというもの。
正直者の良いおじいさんと怠け者の悪いおじいさんの話。
てんぷくは天から降ってくる福で、
ちふくは土の中から出てくる福。
もちろん正直者のおじいさんの家の屋根から
大判小判が降ってきてめでたしめでたしの
王道なお話にスカッとしました笑

5)「はっぴいさん」荒井良二
はっぴいさんは本当にいるのか?いないのか?
少年と少女はそれぞれの願いを胸に
はっぴいさんに会いに行きます。
はっぴいさんは現れなかったけど、
ふたりははっぴいさんに会えた気がします。
荒井良二さんの自由で可愛い絵が
ふんわりとはっぴいさんは
わたしたちの心の中にいるんじゃない?
って言ってくれているような気がしました。

記念すべき再開第1回目の絵本たち

そして絵本お茶会の当日のカフェのランチは
米粉100%のバケットで作った
サバサンドとチキンサンド✨
グルテンフリーはもちろん、
そのもっちりしてカリッと仕上がったパンから
はみ出して挟まれたサバとチキン。
お米だからもあるけど、
食べ応え満点でお腹いっぱい、
そして爽やか❤️

身体に本当に優しいものって
食後がお腹いっぱいなのに爽やかに感じると
最近しみじみ思いました。

100%米粉から作るパンは
なかなか売っていないらしいので、
気になった方はぜひウナカメラリーベラさんの
こめパンカフェさんを訪ねてくださいませ♪

おいしかったこめパンカフェのサンドイッチたち

やっぱり絵本ってなんだか不思議です。
全部を文章で語っていないのに、
あぁ、これを伝えたかったんだなぁって
文で綴られるよりもなぜか
強烈に伝えられているような気がします。

絵本お茶会、次回は5月に開催の予定です♪
よかったら絵本を一緒に楽しみませんか?

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