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『歩行器』

リハビリ病院二週間で車椅子から歩行器の段階に。
入院してから約二ヶ月目の話。
入院一ヶ月程の前の病院でも歩行器までいっていたのだが、改めて確認されての補助具の変更。

脳梗塞とは、発生部位で障害の出る部位が異なり、小脳の私は主にバランスやそれに関する調整に失調や麻痺が生じる。
ただ立つだけでも、意図しない方向に何の抵抗も無く倒れていったり、ベッドに横になろうとしただけで、凄まじい目眩を生じたりする。
それらが治まっていく中で、機能回復や筋力回復といった積み重ねをしての歩行器使用なのである。

ここまでの期間は、年齢や病状により個々人で異なるが、共通するのは、焦らず地道にどんな簡単そうなこともしっかりと積み上げていくこと。
入院前の様にいかずイライラされて、看護師などにぶつけてしまう方もいる様だが、焦ることなくその状況を楽しむくらいでいいのかもしれない。

続く・・・

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