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『回診』

定期的に担当医が
リハビリの責任者や
看護師の責任者に
日常の様子や各担当からの
見解を交えて、
以降の方針を決めていく。
今回は、
退院の時期の話となった。
ここでの判断によっては、
退院時期が大きく変わってしまう。

・・・・・
リハビリでの判定項目では、
高得点らしく
後、2〜3週間で退院の方向で
ということになった。
年内には退院と
以前話させて頂いていたので、
幾分時期が早くなり
明確さも増し、
顔が自然と綻んでしまった。

リハビリの追い込み、
怪我をしたり
何らかの体調不良を
起こさないこと。
これらがより重要になってくる。
他の患者への目配りやフォローなどは、
必要に応じて続けていくけれど、
これまでにも増して
対応に注意していかねばね。

軽快にあちこち車椅子で
移動して廻るお爺ちゃん、
寂しいのか
何かにつけて
「すいません」
と言いながら
お願い事をするお婆ちゃんなど、
看護師などのスタッフだけでは
カバーしきれないことが
出ることがあるが、
それが大ごとになる前に
お節介ではあるかもしれないけれど、
仕事からの性分もあって
出すぎないように見守っていたりする。
何事もないことが一番なことは、
言うまでもない。

続く・・・

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