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『新事実』

現在リハビリ入院している理由は、小脳付近に発生した出血による脳梗塞によるもの。

思い返せば、二年前に同じく脳梗塞で入院した際には、担当医に脳のCT画像を見せられながら、拘束梗塞箇所を示しながら現状を説明されたのに今回は緊急手術するか考えたほどだったのにも関わらず、本人にはほとんど説明されないまま今に至ってる。

別にかなり回復しているので、手術がなくて良かった程度にしか気にもしていなかったことではある・・・。

リハビリ中、
「バランスがかなり回復しましたねっ。」
と療法士から話しかけられた。
「最初に見た脳画像では、脳が偏って少し小さくなっていましたものね。」

---えっ?!---

初めて、当初の自分の脳の状態を聞いた。
そんな見て明確に問題がある状態から今なわけだから、自分以外から見ればかなりの回復でしょう。
当初の脳画像を見たかったと思いはするものの、もし見ていたとしたらどんな心理状態になったことだろうと思う。

入院初期、マイナス方向の心理状態が見え隠れしていたのを覚えている。
そんな時にその事実を画像とともに知ったら、更に深みに向かっていたかもしれない。
今となっては、当時見せない判断をした方に感謝です。

続く・・・

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