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脳を鍛えるには運動しかない!感想

脳を鍛えるには運動しかない!
著・ジョンJ.レイティ withエリック・ヘイガーマン
訳・野中香方子
NHK出版

この本を手に取ったのはいつだったか。
確かストレスや疲労で記憶力・判断力が落ちているのに気付き不安になっていた頃だったっけ・・・。

大まかな内容は、運動をすることで脳の働きが健康的に、また本来の機能を取り戻したりする事例をたくさん紹介している。その効果について医学博士である著者が科学的な根拠、実験データと共に解説してるもの。

僕がここ2か月ほどジョギングしたりウォーキングしたりしているのはこの本の影響。もともと運動は好きだったけど歳を取るにつれて出不精になっていたし、“活力の低下”というぼんやりともひしひしとも感じる不安もあった。そこで途中まで読んでしまっていたこの本を引っ張り出し先日読み終えた。ボリュームが少々あるのである。

どうも人間は体を動かすことで脳の働きが活性化し、より正常に健全に機能を保とうとするようである。
ニューロンとかコルチゾールとか医学的な説明がたくさんされていて理屈はよく分からなかったが、本書全体を通して有酸素運動を日々の生活に取り入れることで運動のメリットを最大限享受できるとのことである。

僕がなんとか時間をもぎ取って外を走り出して2か月ほど経った。週に3,4日、20~30分ずつではあるが続いている。心拍の測れる腕時計を手首に付けて、限度を超えない程度の運動をしている。
なんだかここ数日は自信が湧いているし、なにもやる気が起きないという時間は減ったように思う。これが運動の効果なのか・・・?
が、睡眠の質にはまだ変化はない。これは別問題かも。

中学生の頃ソフトテニス部に入っていて毎日きつい練習をしてへとへとで帰宅していたが、今思えば非常に楽しく退屈な日は無かったと思う。ちょっとだけあの頃のバイタリティを今感じている。

そんなところで、おやすみなさい。

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