カール・アンドレ 彫刻と詩、その間
DIC川村記念美術館にて、カール・アンドレ展を観た。
1960年代後半のミニマル・アートを代表する彫刻家カール・アンドレ。埼玉県立近代美術館の竹岡雄二展に関連して興味を持っていたが、実際に作品を見るのは初めてだった。
本展は日本の美術館における初めての個展であり、彫刻だけでなく詩もまとまったかたちで紹介されている。
なお、作家は展示準備期間中の2024年1月24日、88歳で亡くなっている。
石や金属、木材が規則的に置かれた彫刻作品は、「場(プレイス)としての彫刻」という作家