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「上手く書く」ことより大事なこと。greenz.jp『作文の教室』という、ゆるく熱い道場から。


https://greenz.jp/sakubun/
注)この記事は、greenz.jp提供の「作文の教室」の卒業生の特典(感想をSNSに投稿したら次の教室の講座の一部に参加できる!)のために作成されました。
greenz.jp『作文の教室』では書く上で役に立つさまざな資料や「Web記事作成のテンプレート」を提供してくれます。せっかくなので、今回は、テンプレートを真似て、greenz風でお伝えします♪


キミは、上手に文を書けるようになりたい!・・・と思ったことはないか?!

作家やジャーナリスト、ライター・・・などではなくても、会社勤めや何かしらの学び中、企画書やレポートをしたためることもあろう。LINEでメッセージのやり取りだって文字を使う。メッセージは絵文字ばかりだというなら、SNSで動画を投稿してもタイトルくらいつけるはず?!
 
そう。文章と人生とは、切り離せないもの!(強引)

けれど、どうやったら文章がうまくなるんだろう? 

今回ご紹介するのは「いかしあうつながり」を目指して情報発信するWebマガジン、『greenz.jp』が主催する『作文の教室』。「あなたの文章力を上げるための正解」はくれないが、「言葉で発信することのあり方」を問い、それと向き合う場を提供してくれる、ゆるくもあつ~い道場なのだ!

そもそも、主催者の、『greenz.jp』副編集長スズキコウタさんがなぜこの教室を開催しようと思ったか… お聞きしたかったのだが、教室終了後、ご本人はめでたくハワイで休暇に入ったためインタビューする隙もなかった・・・。しかし、教室初日から「高い授業料と時間を割いて参加してもらったからには渡せるものはすべて渡します!!!」というご宣言通り、ご本人の持つ知識、テクニック、スキル、資料、人脈・・・等々、あらゆるものを惜しみもなく受講生に共有し、なにか使命的なものに突き動かされているような印象を受けた。

・・・と、悶々としていたところ、無事、休暇を終えて帰国されたコウタさんから、作文の教に関する秘密をこっそり(嘘)シェアされた。

そこには、コウタさんの「学び」に対するこだわり、が綴られている。
実は、『作文の教室』が、「教えてもらう場所」としてデザインされていないことが明らかになっている。むしろ、「受講生から学ぶ」目的もあると!

・・・どうりで!!!

実際、作文の教室第11期には、現役のプロライターも数名参加したが、参加者の経験値の違いによる学びの格差は一切感じられず、みな、同じく学び舎に集った同士!という雰囲気だった。

社会活動家やその卵と言えるような、独自の活動を世に発信するために集まっている熱い人たちの中に、“ただ飲んだくれて楽しく書きたいだけ”のワタクシが、盛大な場違い感と共に飛び込んだ・・・というのに、何と温かく迎い入れられたことか!

なにせ、初日に、主催者から「ビール飲みながらでもどうぞ!!!」 という特別フレンドリーなアナウンスがされたくらいだから。(※ここ重要!!テストに出ます!

主催者の「いかなる動悸や背景であっても、書きたいという者は拒まない!」という気概が場に浸透し、書くことの経験値や発信内容の貴賤、プロアマを問うことなく、参加者はすべて同じ仲間として、ワークやディスカッションに励んでいた。(※参加者主観)

Howよりも問われる、Why

ところで・・・ 「すぐ使えるスキルを学びたい」「いい文章の正解を知りたい」という方には、この教室には向かないかもしれない。

確かに、初心者にも使えるいくつかのテンプレートやテクニック、文章作成のプロセスは提供される。それは使いこなせば、かなり有用だ。しかし、「○○さえすれば何万ビュー稼げる」とか「これを押さえればライターとして生計を立てられる」 …という話は一切ない

この教室では、オフィスアワーと称して第一線で活躍する現役ライターに質問することもできるが、たとえば「インタビュー記事をするために何を準備すべきか?」と尋ねても、複数のライターから返ってくる答えは真逆だったりする。さらには「ライター稼業で生計たてるなんて難儀だよ?!」みたいな、キビシイ現実も語られた。

そう。この教室で問われるのは、技術よりも“あり方”。

土居彩「マキワリ日記_ハイヤーセルフで在る

オフィスアワーのぶっちゃけトークでは、「技術は後からついてくるけど、どうして書きたいか、どのようにありたいかがないと書く意味がない」(※ワタシの個人的解釈)というような発言も飛び出したほど。

実際に 講座の中で、瞑想したり、お茶を飲んだり、お酒飲んだり(ワタシだけ)…しながら自分の在り方を問う時間も多かった。

「どう書くのか」というHowではなく、「どうして書くのか」というWhy、つまりは「どのようなありかたで書くのか」を問われ続けたわけだ。

当然、「どのようなありかたで書くのか」には、万人に対する答えはない。
ナビゲーターや講師が提供するのは「向き合う場」だけ。答えは、自らが掴むしかない。いわば、答えのない教室だ。

リピート受講したのは、背中を押してもらうため。

ワタシがはじめてこの教室に参加したのは、東京から徳島に移住する直前の2020年2月。そもそも移住したのは「より自由な時間を得て、書くことに没頭するため」

ところが実際には、“畑”という新しい現場を前にして、2バイトで構成されるPCよりも五感でとらえられるリアルワールドに圧倒され、畑に魅了されているうちに2年が過ぎてしまっていた。2回目の冬を迎えてようやく妄想する余地ができ、むらむらと書く欲望が高まっていたところへ、ワタシにとって“偶然性”の宝庫であるFacebookのタイムラインに、「作文の教室が進化した!」とのアナウンスが流れてきたのであった!

これは呼ばれている?!(違)

講義の内容はほとんど同じかもしれない。しかし、熱量の高い人たちが集うはずだ、と期待して、ぽちっと参加ボタンを押していた。(※以前とは違い現金収入が乏しいため、ボタンを押す前に、”よんまんえーん!!うううんん!!!”と逡巡したのはここだけの話)

そして、期待通り熱量の高い参加メンバーと、期待を裏切りぶっちゃけトーク満載のオフィスアワー。さらには、新生“土居彩”ともいうべき、2年前とは別人みたいなオーラを放っている土井さんの、別次元のジャーナリング講座がワタシの背中を「ガンガン!!!」押した。

ぶっちゃけ、あり方はあなた次第。

あなたが書こうとするのは、誰かの答え合わせ?
もしそうでないのなら、答えのない世界に踏み出すってこと。
『作文の教室』の扉を開けてみるのも一考♪


「あなたにしか書けない」が見つかる、「作文の教室」第12期
https://school.greenz.jp/class/sakubun_seminar_greenz_kotasuzuki/

スズキコウタ / 編集芸術家
https://note.com/2kaiproductions

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