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ゲーム回顧録①:初めて遊んだゲーム”メイドイン・ワリオ”

これまでに(恐らく)500タイトル以上のゲームをプレイしてきた私だが、記憶があやふやでレビューと言えるかわからないものを”回顧録”として記事にしようと思う。
早い話が思い出話、そんな話を記録として形にしておきたい。
※正確な本数を記憶はしていないため、Steamの本数+100本程度だと思う。

はじめは一日15分!

皆さんは初めてゲームを買った(買ってもらった)時のことを覚えているだろうか?私の場合確か幼稚園か小学校低学年だった記憶がある。
小さい頃というのは中々ゲームを長時間やるというのは難しいものです。
なにせやらせてもらえないから泣。
当時小さかったということもあるだろうが、両親(特に母)が他の親御さんと比べれば厳しかった。

そんな中、兄の誕生日でGBA(ゲームボーイアドバンス)と表題のゲーム「メイドイン・ワリオ」が我が家に来たのだ。
当然兄と私は、遊び道具としてついに我が家にゲームが来た!とワクワクしていた。ところがどっこい母から提示されたのは、1日あたり2人で15分までという制約だったわけだ。
周囲の子ども達が何時間も公園などで遊んでいる姿を知っていた私としては、当然納得がいかなかった。「なんでうちだけ!??」

それでも、約束を守らず没収でもされたら大変だと兄と交代で遊ぶことになった。その点「メイドイン・ワリオ」は私たち兄弟の制約に合っていたのかもしれない。

そもそもどんなゲーム?

この「メイドイン・ワリオ」だが、ざっくりとゲームの概要を書いておこう。

任天堂の顔であるマリオのライバルであるワリオ。ワリオはある日、ニュースに映るゲーム販売店の大盛況ぶりから、「ワシもゲームを作るぞ!」と閃いた。そしてワリオとワリオの友人達は、オリジナリティあるミニゲーム達で一本のゲームソフトを作っていく。
これがあらすじ。

ざっくり言ってしまえば、オムニバス形式のミニゲームゲーといったところだ。

基本的にミニゲームには制限時間がある。
そして、(お下品だが)鼻の穴にタイミングを合わせて指を突っ込んだり、ガラケーテニスをしたり、縄跳びを成功させたり、紙ヒコーキをポールに当たらないようにただ下へと進めていったり…

まあ色んなミニゲームがたくさん収録されていたわけだ。
そしてステージが進むと制限時間が短くなり、早いテンポでクリアする必要があるというものだ。
そして、これが存外難しい…

純粋にハマった作品として

一言でこのゲームの感想を言ってしまえば、「ハマった。」
まあやりこんだわけです。
他のゲームをプレイできるわけでなかったというのもあるが、
進めていくとステージ以外にもムービーや別口のミニゲームがアンロックされ、ホーム画面が埋め尽くされていく。
これがとにかく楽しかった。

中でも、思い出深かったのがDr,クライゴアというキャラクターのステージだ。サイボーグのような外見の博士なのだが、まさかの自分で作った薬品を間違えて飲んでお腹を壊しての登場なのだ。
※そして外見が当時少しトラウマだった。
そして、ステージはトイレの中で、残機がトイレットペーパーという…笑。

ミニゲームの内容も”リアル”系で犬やら猫やらキュウリやらバナナやら。
ただ、このステージ今思えば他のキャラクターのステージよりも難易度が高かった印象。
トイレ、リアル、難しさという面白要素しかなかったために、とにかくやりこんだ。クリアできた時はムービーを見ながら爆笑していた思い出だ。

他にも”げきむず”なるモードもあったりと、本当に楽しんだ作品だった。
恐らくこの体験があったからこそ、今こうしてどっぷりゲーマーになった(なってしまった泣)と言える。

おわりに

今でこそPCメインでゲームをプレイするようになった私だが、やはり家庭用機というのは心のどこかでしっかりと愛着がある。
今でもストーリーやその楽しさを覚えているもので。
そしてたまに懐かしいタイトルやその登場キャラクターつながりの作品をやりたくなったりする。

そんなことを考えたときに一番はじめに浮かんだ作品だった。
「そんなゲームあったんだ」「そういう思い出がある人もいるんだ」と昔遊んだゲームを懐かしむきっかけにしてもらえれば幸いである。

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