チョコザップに通い始めた話 1 美容師ちゃんのすすめ

1月末からチョコザップに通いはじめた。

きっかけは、通っている美容室の担当の女の子の勧めだった。

今年23歳になる彼女とはちょうど12歳離れている。一回り。

若い子だし趣味も異性の好みも全く合わないが、なぜか彼女とはとても気が合う。美容室の施術中だけでは話し足りないため、最近は飲みに行くような仲である。

彼女は小学生の頃から美容師になった今までずっと剣道をしており、体を動かすことが好きなのだという。

美容師として働いていると運動する時間がなかなか確保できないため、仕事帰りに家の近くのチョコザップに通うことにしたのだそうだ。

私は9年間吹奏楽部に所属していたし運動は大の苦手だったが、年齢を重ねて着実に太ってきたことにより前々からジムには興味を持っていた。

しかしジムという文化は私にとっては敷居が高く、怖くて躊躇していた。

美容室に行き髪を切ってもらいながらそんな話をしたところ、

「チョコザップって言うぐらいだから、腹筋3回とかして帰って行く人とかも見ますし意外といけますよ(笑)とりあえず軽い気持ちで行ってみるといいんですよ。
もし運動無理だなーって思ったらエステとかネイルとかもできますし」

と言われた。

その言葉に勇気をもらった私はすぐさまスマホでチョコザップを検索し、後ろから美容師ちゃんに「いけいけ〜」と言われながらその場で入会手続きを済ませた。
スマホだけで入会できたことに驚きだった。

「ウェアとか買った方がいいの?」

と聞くと

「全然!私は私服で行ってますし」

と言われた。チョコザップは私服で行っていいらしい。
現に美容師ちゃんも私服で通っているのだそうだ。

翌日、意を決して早速仕事帰りに職場の近くのチョコザップへ行ってみた。

ドキドキしながらスマホの入館証をかざして中に入ると、まさかのガチ勢だらけ。

私服OKという割に、私が入った時間は全員がウェアに着替えてガチっぽいトレーニングをしていた。
オフィスカジュアルの私の場違い感がすごかった。

入館して5秒の時点で心が折れ、トレーニング器具の使い方もろくにわからないため何もすることができず、とりあえず施設内を一周してチョコザップを出た。

美容師ちゃんにその旨を連絡すると

「朝だったら人が少ないかもしれないですよ!朝の仕事前に行くのはどうですか?」

と言われた。

考えもしなかった。
ジムというのは仕事の後に行くものだと勝手に思っていた。

私は早起きが好きなので、毎朝意味もなく早起きして家を出るまで30分ほどグダグダしながらニュースを見ている。

この時間をチョコザップへ行くことに回すのはアリかもしれないと思った。

私は早速、翌朝の仕事前にチョコザップへ行くことにした。

続く

関係ないけど、GWを目前に仕事が忙しすぎて無理。眼精疲労と肩こりがやばい。今日は湯船にしっかり浸かってから寝ることにする。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?