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1日1個は知らないことを知るクセ


昨年から(ほぼ)毎日続けていることがある。
それは、「1日に1個は自分が知らないことを調べること」だ。


◇やっていないと語れないと知った日◇


そもそものきっかけは、僕が新卒採用と新卒教育をしていた時のこと。
新卒社員から「社会人としてこれは継続してやっておいた方が良いと思うことはありますか?」という質問をもらった時、たじろいでしまった。

僕は本当に継続して何かをやり続けることが苦手で、趣味も移ろうことが多い性格だ。
この時、新卒社員には自分がそういった継続をさぼって来たことを正直に話した。その上でこんな話をした。
「毎日1つで良いから、自分が知らないことを調べてみるのはどう?俺も始めるから、みんなそれぞれ1年間で365個新しい知識を手に入れられたらなんか良くない?w」
反応は良かった!
が、自分も言った手前やらないと!という重苦し過ぎる義務感が生まれた。


◇どうでも良い事だが意外に知らない事?◇


最初はふと気になったことを調べてみた。
そういや、イルカってどうやって眠るんやろ。
調べてみると、
イルカは眠る時、片方ずつ目を瞑って眠る
これが記念すべき最初に知った雑学だ。
この雑学をインスタに投稿したのが2021年10月13日。
先日ちょうど1年が過ぎた。

日々ふと気になったことを調べては編集し、投稿していると、
これ、もし4択のクイズ形式にしてストーリー投稿したら、みんな答えてくれるんかな?
という疑問が芽生えた。
どうせなら、みんなも参加できる物にして、多少でも楽しみながら一緒に知らないことを知れたら、(言語化がむずいけど)ハッピーなんじゃないか!ってな気がした!w

そこからはほぼ毎日インスタのストーリーで雑学の4択クイズを発信している。
始めた頃は3人くらいしか回答してくれなかったが、今では30~40人が毎日答えてくれている。
初めての投稿から1年が過ぎた。
ここまで自分で継続できたことは、衣食住以外では初かもしれない。
シンプルに知らないことは全部知りたい!
という自分自身の探求心とある種の飽き性が上手くマッチしたんだと思う。


◇一見無駄に思えた雑学も活かされるようになってきた◇


ある日、会社の全員会議で社長から「やまざき、除夜の鐘はなぜ108つだと思う?」と聞かれた。
「煩悩の数です!」と答えた後、
社長「じゃあなぜ煩悩の数は108つだと思う?
と聞かれた。
<これなんで108か知らない人も多いのでは?w>
僕は奇跡的にこの質問の3日前に、4択クイズにしようと思い、この件を調べていた。

僕はみんなの前で社長に
所説あるそうですが、六根という人の感覚に迷いを生じさせるもの(6個) ×(かける) 快感/不快感/どちらでもない(3個)× きれい/汚い(2個)×過去/現在/未来(3個)を全て掛け算すると108という説が有力だそうです!
と威勢よく答えた。
僕のキャラ的に「知らないです!」という回答を期待していたであろう会議場は静まり返り、社長も「そうやな」とびっくりするくらい冷たい反応だった。w

その他にも色んな商談の場や、お店での接客時にこうした雑学は意外と役に立つようになってきた。
まさに
努力は実を結ぶ
である。

それと同時に365個新しい知識が増えてもアウトプットしないと頭から消えていくということも改めて知れた1年間だった。
今後も
・知った
・クイズにした

だけにとどまらず、
積極的に日常会話でアウトプットする
クセをつけて
そんじょそこらでは負けないトーク術を築き上げたいと思う。

実は正解以外の3つの誤答を考えるのが難しい


◆最後にまた御礼◆
日々、♡いいね を押して下さる皆様、本当にありがとうございます。自分の頭の整理と、文章にまとめる訓練とはいえ、物凄く嬉しいですし、励みになります。「相変わらずしょうもない文章書きやがって」と思った方も、読んだったでという意味で♡いいねだけ押していただけたら快眠できます!w


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